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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年6月8日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。Postコロナ。職場接種 中小企業は地域医療との協力融合で解決を。
    立実施は、費用・マンパワー・時間・責任等の制約条件大きく。

  • 市民病院で入院患者向け無料Wi-Fiの提供開始 <徳島市>
    徳島市の徳島市民病院は5月17日、入院患者向けに無料Wi-Fi環境の提供を始めた。その狙いについて内藤佐和子市長は5月11日の記者会見で、コロナ禍による面会制限があるなか入院患者がスマートフォンなどで気軽に家族等とビデオ通話ができるようにするためと説明した。病室でのWi-Fi普及を求める有志の民間団体「♯病室WiFi協議会」によると、日本では81.1%の病院がWi-Fiを導入しているものの、患者などにWi-Fiアクセスを提供しているのは、その27.3%にとどまっているという。ちなみに厚労省では今年度から、「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金」の対象として、「医療機関において入院患者等が利用できる Wi-Fi 環境の整備等に要する費用」を追加、Wi-Fi整備を含め感染対策に取り組む病院には1病院あたり25万円に加え、1病床につき5万円の補助を出す。
    ◎参考サイト:徳島市民病院・無線LAN(Wi-Fi)接続サービス
    ◎参考サイト:徳島市長記者会見(5月11日)
    ◎参考サイト:♯病室WiFi協議会

  • 気象データと暦情報から院外心停止発症リスクを高精度に予測することに成功 <国立循環器病研究センター>
    国立循環器病研究センターは5月18日、気象観測データと暦データを基にした院外心停止発症予測モデルを世界で初めて作成したと発表した。総務省消防庁によるウツタイン様式救急蘇生統計データとWeather CoMpany社の高解像度気象データから、1日あたりの心停止発症数を予測する機械学習モデルを作成。気象データのみ使用したモデル、暦データのみを使用したモデルおよび気象と暦データを組み合わせたモデルを作成。予測精度をそれぞれ評価した。結果、気象と暦データを組み合わせたモデルは、他モデルと比較し最も精度が高いことが確認されたという。同センターでは、将来的には、循環器病患者に対し院外心停止発症リスクの高い日の情報を事前に提供することで、実際に心停止発症を減らすことができるかを検証したい意向を示している。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2021年06月08日)
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