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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年6月25日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。Postコロナ。23日時点でコロナワクチン高齢者の1回目接種率が50%到達。
    高齢者3,450万人で計算。 2回目までの総接種率では34%、残接種回数4,660万回。
    7月末完了までに1日122万回の接種が必要。

  • COVID-19重症化リスクの判定補助として、TARCが保険適用に <厚生労働省>
    厚生労働省は6月11日付の通知で、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを鑑別補助する検査として、TARCを保険診療として認めることを明らかにした。TARCは、アトピー性皮膚炎の重症度評価の補助として、月1回を限度として算定できる。今回、これに加え、COVID-19 と診断された患者(呼吸不全管理を要する中等症以上の患者を除く)の重症化リスクの判定補助を目的として、血清中のTARC量を測定する場合、一連の治療につき1回を限度として算定できることとなった。
    ◎参考サイト:検査料の点数の取扱いについて【PDF】

  • 新型コロナ変異株にも効果 「スーパー中和抗体」を発見 <富山大など>
    富山大学は6月16日、同大と富山県衛生研究所などの共同研究グループが、ほぼすべての新型コロナウイルス変異株の感染を防ぐ「スーパー中和抗体」の取得に成功したと発表した。
    研究グループは、新型コロナ感染症から回復した患者の血液から細胞の遺伝子を取り出して遺伝子組み換え抗体を作製。この中から特に感染を防ぐ力が強く、多種類の変異ウイルスに対応できる抗体を発見し、スーパー中和抗体と名付けた。スーパー中和抗体は、人の細胞より先にウイルスと結合することで、感染を防ぐ仕組みを持つため、変異株の種類を問わず効果がある。従来型のほか、現在確認されている英国型やインド型などほとんどの変異ウイルスの感染を防ぐことができるという。ブラジル型については現在確認中としている。治療薬を開発できれば、軽症や中等症の患者に投与し、ウイルスの増殖を防いで重症化の予防を期待できる。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2021年06月25日)
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