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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年8月30日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。渋谷騒動ほど進まぬ全国のワクチン接種。
    目標2億回まで7,600万回残す。 直近の一日当たり接種回数112万回、完了まで2カ月以上要す状況。

  • 新型コロナ濃厚接触者・一定の要件を満たした医療従事者はコロナ対策に従事可能 <厚生労働省>
    厚生労働省は8月13日付の事務連絡で、新型コロナウイルスの感染拡大により医療提供体制がひっ迫する地域では、一定の要件を満たせば、コロナ感染症患者と濃厚接触した医療従事者でも、一定のコロナ対策業務に就くことを認める考えを示した。濃厚接触者は感染症法により「不要不急の外出はできる限り控え、やむを得ず移動する際にも、公共交通機関の利用を避ける」ことが求められるが、今回の事務連絡では、医療提供体制がひっ迫している地域に限り、この規定を緩和。「コロナワクチンを2回接種済みで、2回目の接種から14日間経過後に、コロナ感染症患者との濃厚接触者と認定された者」「無症状であり、毎日、業務前にPCR検査、または抗原定量検査(やむを得ない場合は、 抗原定性検査キット)で陰性を確認」「当該医療従事者の業務を所属の管理者が了解している」といった条件を満たした医療従事者が、コロナ感染症対策に従事することは、「不要不急の外出に当たらない」としている。
    ◎参考サイト:事務連絡「新型コロナウイルス感染症対策に従事する医療関係者である濃厚接触者に対する外出自粛要請への対応について」【PDF】

  • 医療・介護従事者の濃厚接触者の就労要件について要望書 <医療・介護7団体>
    日本医師会、日本病院会、全日本病院協会、全国老人保健施設協会など、医療・介護7団体は8月18日、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となった医療・介護従事者の就労要件に関する要望書を田村厚労相に提出した。コロナ対策に当たる医療従事者は、濃厚接触者となっても、一定の要件を満たせば業務に従事できることが8月13日付の事務連絡で示されている(上記参照)。今回の要望書は、こうした「現実的な対応」を、すべての医療・介護従事者にも適用するよう、強く求めた内容となっている。
    ◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症における濃厚接触者となった医療従事者・介護従事者の就労要件について【PDF】 全国老人保健施設協会のサイトより

(公開日 : 2021年08月30日)
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