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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年11月1日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。全国民コロナワクチン2回目接種者9,000万人突破。
    接種率71.2%。インフルエンザ感染者累計39人(10月24日時点)
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 消化器内視鏡からの飛沫・エアゾル感染を防ぐ鉗子栓の開発に成功 <大阪大学>
    大阪大学は10月11日、大学院医学系研究科の中島清一特任教授、済生会富田林病院の石田智医師らの研究グループが、株式会社トップとの産学連携により、消化器内視鏡の「鉗子栓」から漏れ出ていたガスをシャットアウトする新しい鉗子栓の開発に世界で初めて成功したと発表した。特殊な光学機器を用いて内視鏡周囲のガス漏れを視覚化することにより、鉗子栓から多量のガス漏れが生じていることを発見。栓の内部構造を改良し、ガス漏れを起こさない「改良型鉗子栓」の開発に成功したという。研究グループでは、「新型コロナウイルスのように飛沫、エアゾルを媒介とする感染症の対策上、非常に重要な成果物であり、内視鏡診断、治療における患者および医療従事者の安全性を飛躍的に高めるものと期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • 宮城県内の医療人材育成でアライアンス <(医)やまと・東北大緩和医療学分野・岡部医院仙台>
    医療法人社団やまと、東北大学大学院医学系研究科緩和医療学分野、医療法人社団爽秋会岡部医院仙台の三者は10月19日、医療人材の採用・教育におけるアライアンスを開始したと発表した。アライアンスは、宮城県内の緩和医療・在宅医療を牽引する三者が協同し、それぞれの特性や得意分野を活かした教育の場を提供することで、地域での活躍を志す医療人材の育成・成長を促進することを目的としている。まずは、実践的な緩和・在宅・終末期ケアを学びたい医師を募り、最短1年半で緩和医療学会認定医と在宅医療学会専門医が取得できる研修プログラムを提供する予定。医療法人社団やまとは、東日本大震災をきっかけに結成された医療支援チームをベースとして、2013年に宮城県登米市と東京都板橋区高島平の2カ所で在宅医療を中心に行う診療所を開設したことに始まる。現在、在宅診療を主体とする診療所を6カ所(宮城県内3カ所、岩手県内1カ所、神奈川県内2カ所)、訪問看護ステーション、栄養ケアステーションを運営している。岡部医院仙台は、在宅ホスピスケアを仙台市と福島市で提供している。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2021年11月01日)
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