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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年1月5日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。首相、コロナのインフル化へ舵切り
全員入院から転換。米国に追随。
ワクチンや経口薬の量等、資材面での貧弱さ懸念も。
直近のブースター接種、累計者数636,242人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 新型コロナ経口治療薬ラゲブリオの医療機関・薬局への配分方法を示す <厚生労働省>
新型コロナウイルス感染症の経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」(以下、販売名であるラゲブリオ)が昨年12月24日付で特例承認されたことを受け、厚生労働省は同日付の事務連絡で医療機関・薬局への配分方法について示した。ラゲブリオは当面、厚労省が所有し、希望する医療機関、および都道府県がリストアップした対応薬局に無償譲渡する。同剤を必要とする医療機関・対応薬局は、製造販売業者であるMSDが開設する「ラゲブリオ登録センター」(以下、登録センター)に登録した上で、同センターに配分を依頼する。院内処方の際は、投与予定の患者がいる場合、医療機関が登録センターに発注するが、都道府県が選定した医療機関には一定数の在庫配置を認めている。院外処方の場合は、対応薬局が一定数の在庫を登録センターに予約しておき、医療機関からファクシミリ等で処方せんと適格性情報のチェックリスト等を受け取ったら、在庫から患者がいる自宅や宿泊療養施設などに同剤を配送または持参する。感染防止のため、医療機関は患者に帰宅を指示し、薬局を直接訪問することは避けることとしている。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬の医療機関及び薬局への配分について【PDF】
- 人工妊娠中絶の飲み薬の製造販売承認を申請 <ラインファーマ株式会社>
ラインファーマ株式会社は昨年12月22日、厚生労働省に対し、開発中の人工妊娠中絶薬の製造販売承認申請をしたと発表した。申請した中絶薬は、1剤目を経口投与し、その36~48時間後に2剤目をバッカル投与するというもの。1剤目のミフェプリストンはプロゲステロン受容体拮抗薬で、黄体ホルモンの働きを抑制する。2剤目のミソプロストールはプロスタグランジンE1誘導体であり子宮収縮作用がある。両剤を逐次併用投与することにより人工妊娠中絶の成功率が高まるという。日本産婦人科医会と共同で実施した国内第III相試験では、9割以上の確率で中絶できることが確認されている。承認されれば国内初の「飲む中絶薬」となる。
◎参考サイト:プレスリリース
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
(公開日 : 2022年01月05日)