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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年1月14日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。新規感染者数約1万9,000人。
    うち関東1都3県・関西1府2県・沖縄で全体の60%占有。
    濃厚接触者の待機期間短縮 具体策今日発表。
    ブースター接種3ヶ月から「前倒し」、意味不明。
    直近のブースター接種累計者ようやく100万人越え、1,035,965人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • コロナ患者受け入れ病院に対し協力金を交付せず、未回収債権と相殺 <大阪市>
    大阪市は、医療法人友愛会が運営する松本病院(福島区)に新型コロナ患者の受け入れ協力金を交付せず、その全額を市が同法人に対し行った融資の未返済分の回収に充てた。一部報道で明らかになったこの件について、松井一郎市長は1月4日の記者会見で言及。「コロナの協力金だろうが、松本病院の運営のための財源だと考えるので、貸したお金をしっかり返していただくのは当然の権利」、「あらゆる手段を尽くして、全額を回収したい」とコメントした。20年以上前に行われたこの融資は、無担保であるなど不透明な部分が多いとされる。このことについて松井市長は、「当時の貸し方にも大きな問題はあったが、今はもう資料もないし、当事者もおらず検証のしようがない」と述べた。友愛会は未返済分約2億円を残したまま昨年8月に経営破綻したが、松本病院は現在も診療を続けている。昨年12月には、友愛会が協力金1億8,000万円と未返済分との相殺は不当として、大阪市を相手取り大阪地裁に訴えを起こしている。
    ◎参考サイト:令和4年1月4日 大阪市長会見全文

  • コロナ禍による受診控えなどで、調剤薬局の倒産が過去最多を更新 <東京商工リサーチ>
    東京商工リサーチ(TSR)は昨年12月24日、2021年1月~11月の「調剤薬局」の倒産件数が前年同期比62.5%増の26件と、過去最多を更新中であることを発表した。これまで最多だったのは17年の年間17件だったが、21年は6月ですでにこれを上回った。26件のうち、コロナ関連倒産は6件を占めている。その背景としてTSRでは、コロナ禍による受診控えに加え、乱立する調剤薬局の競争激化、薬価引き下げ、薬剤師不足などを挙げている。また2022年度も、薬価引き下げやオミクロン株の流行による受診控えの再来が危惧されるなど、先行きの楽観材料は少ないとの見方も示した。
    ◎参考サイト:コロナ禍での受診控えも影響 「調剤薬局」 倒産は過去最多を更新(2021年1-11月)

(公開日 : 2022年01月14日)
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