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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年2月28日のヘッドライン

    やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。欧米各国 コロナ制裁からロシア制裁へ。
    日本にブースター信仰と悪性インフレ対策の難問。
    直近の一日当たりブースター接種者数109万人。(100万人越えなるも祭日のデータ後ずれの可能性あり。)
    累計者数は21,969,938人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • オゼンピック皮下注、出荷調整・停止が発生する見込み <ノボ ノルディクスファーマ>
    ノボ ノルディクスファーマは2月14日、持続性GLP-1受容体作動薬「オゼンピック皮下注SD」について、出荷調整・出荷停止が発生する見込みであることを明らかにした。製造工程の一部を委託している欧州の提携会社が、FDA査察でGMP(Good Manufacturing Practices)上の指摘を受け、製造と輸出を一時的に中止したためという。21日にはこの件について「第二報」を発表、提携会社からGMP に関する問題解決には時間を要するとの報告を受けており、今後の再稼働時期について現時点で決定していないことを明らかにするとともに、代替品一覧も公開した。医療関係者に向けてはオゼンピック皮下注SDの新規患者への処方を控えるよう求めている。また現在同剤を使用中の患者への製品供給を調整するため、「処方ベースでの購入」も要請している。こうした動きを受け日本糖尿病学会と日本糖尿病協会も、同様の要請を医療関係者に向けて行っている。
    ◎参考サイト:オゼンピック皮下注 SDに関する重要なお知らせ
    ◎参考サイト:オゼンピック皮下注 SD の製造輸出一時中止に伴う出荷調整への対応について(日本糖尿病学会/日本糖尿病協会)【PDF】

  • オミクロン株の病原性、増殖力を検証 <G2P-Japan>
    東大医科学研究所の佐藤佳准教授が主宰する研究コンソーシアムG2P-Japanは2月3日、新型コロナウイルス・オミクロン株(B.1.1.529, BA系統)が、病原性を弱め、ヒト集団での増殖力を高めるよう進化したとする研究結果を公表した。ハムスターを用いた感染実験では、オミクロン株は従来株やデルタ株に比べ、体重減少や呼吸機能の異常といった病徴が顕著に低かったという。また世界各国のウイルスゲノム取得情報を基に、ヒト集団内におけるオミクロン株の増殖率を数理モデルにより推定した結果、オミクロン株のヒト集団での増殖速度は、デルタ株に比べて 2〜5 倍高いことも明らかになったという。
    ◎参考サイト:プレスリリース(北海道大学)【PDF】

(公開日 : 2022年02月28日)
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