オベリスク F/U

会員制倶楽部オベリスク フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年3月16日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。コロナ死亡者数 7日連続で前週比減少。
    感染者数は東京圏(一都三県)プラス大阪圏(二府一県)のシェア60%切り、低下傾向。
    一日当たりのブースター接種人数119万人。久々の100万人越え。
    累計人数は39,260,464人。接種率31.0%。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 高血圧症の治療用アプリが、初の薬事承認 <株式会社CureApp>
    株式会社CureAppは3月9日、同社の本態性高血圧症に対する治療用アプリが薬事承認されたと発表した。治療用アプリとして初のソフトウェア単体での薬事承認であり、高血圧領域における治療用アプリの薬事承認は世界初という。自治医科大学内科学講座循環器内科学部門との共同研究で開発されたアプリは、患者に対し、個別化された治療ガイダンス(血圧モニタリングと生活習慣ログから個別化された食事、運動、睡眠等に関する知識や行動改善を働きかける情報)を直接提供し、行動変容を促す。医師側においても、患者の生活習慣の修正状況が医師アプリにより確認できるため、限られた時間内での診療の質の向上、継続的な生活習慣の修正の実施が期待されるという。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • 抗体薬、オミクロン株BA.2系統に一定の効果示す <東大医科学研>
    東京大学医科学研究所は3月10日、新型コロナウイルスのオミクロン株BA.2系統に対する治療薬の効果を検証した結果を公表した。研究グループは、「バムラニビマブ・エテセビマブ」「カシリビマブ・イムデビマブ」「チキサゲビマブ・シルガビマブ」「ソトロビマブ」の4種の抗体薬が、BA.2系統ウイルスの培養細胞への感染を中和活性するかどうかを調べたところ、「バムラニビマブ・エテセビマブ」は中和活性が著しく低かったものの、他の3つの抗体薬は中和活性を維持していることが判明したという。研究グループは、3種の抗ウイルス薬(レムデシビル、モルヌピラビル、ニルマトレルビル)の効果も解析し、いずれも培養細胞においてオミクロン株の増殖を抑制したという。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2022年03月16日)
医療事務関係者のためのポータルサイト
倶楽部オベリスク
外来レセプト請求から文章指導・法律相談まで、”今” 医事現場に必要とされる情報やニュースを提供します。