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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年4月4日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。蔓防全面解除から2週間、コロナ死者数34人と半減。
ブースター接種の高齢者浸透効果か。
直近の一日当たりブースター接種者数59万人。
累計では52,521,088人。接種率41.5%。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- ベッド搬送アシストロボットの実証実験を実施 <北九州市立八幡病院、リーフ(株)>
3月15日、北九州市のスタートアップ企業であるリーフ株式会社と市立八幡病院は、北九州市の「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(実証支援事業)」の採択を受け、ベッド搬送アシストロボットの有効性、実用性の検証を行うための実証実験を実施すると発表。その実証実験が21日に行われた。通常は二人で行っていたベッド搬送だが、リーフ(株)が開発したベッド搬送ロボットを装着することで、介助者ひとりでも患者を乗せたまま搬送でき、省人化・省力化の実現に寄与するとしている。新型コロナウイルス禍で現場の人出が不足するなか、早期の製品化をめざしている。
◎参考サイト:北九州市プレスリリース【PDF】
- 好酸球性鼻副鼻腔炎専門外来を開設 <順天堂大学>
3月22日、順天堂大学は国内では初となる好酸球性鼻副鼻腔炎の専門外来を、関連3施設(順天堂東京江東高齢者医療センター、浦安病院、順天堂医院)に開設したことを発表した。
好酸球性鼻副鼻腔炎は2000年以降に提唱された疾患概念で、副鼻腔粘膜または鼻ポリープに著明な好酸球浸潤を伴う易再発性の慢性鼻副鼻腔炎の総称。2015年に指定難病に認定されている。50歳前後での発症が多く、最近の疫学調査から、国内における約100~200万人の慢性鼻副鼻腔炎患者のうち、約20万人が好酸球性鼻副鼻腔炎、さらに約2万人が重症症例と考えられている。専門外来では、安全な内視鏡下副鼻腔手術による徹底した病変の除去、副作用を最小化したステロイド療法、生物学的製剤などの治療を、各々の病状に合わせて相談しながら行っていくとしている。
◎参考サイト:順天堂大学プレスリリース
(公開日 : 2022年04月04日)