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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年4月14日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。ワクチンブースター接種の効果立証。
    接種前と接種後1ヵ月後の免疫抗体価52倍、3ヶ月後では27倍。厚労省発表。
    一方、一日当たりブースター接種者59万人と不調。
    累計者数は58,809,528人。接種率46.4%。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 病院のサイバーセキュリティ対策への公的補助を緊急提言 <四病協>
    日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神病院協会で構成する四病院団体協議会(四病協)は3月31日、病院のサイバーセキュリティ対策に公的補助金を支給するよう求める緊急提言を、後藤厚労相に提出した。提言では、「医療」は内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)から、重要インフラの一つに指定されているにもかかわらず、予算の制約や経費を商品価格等に転嫁できないため、サイバーセキュリティ投資を自助で行い続けることは困難と訴えた。そのうえで、病床規模別に必要な公的補助額を、最低500万円(20~99床/対IT予算費15%)、最高1億3,000万円(500床以上/対IT予算費30%)とする試算を示した。
    ◎参考サイト:病院のサイバーセキュリティ対策への公的補助金の支給について(緊急提言)【PDF】※日病のサイトより

  • 抗糖尿病薬メトホルミン 気道病変/気腫病変混合型COPDの病態進行を抑制 <熊本大学>
    3月24日、熊本大学は糖尿病の治療薬として頻用されているメトホルミンが、気道病変/気腫病変混合型COPDモデルマウスの肺の病態進行を抑制することを発見したと発表した。近年、COPDと同じ閉塞性肺疾患に分類されるのう胞性線維症(CF)において、肺疾患の増悪因子である上皮型ナトリウムチャネル(ENaC)が注目されている。肺でENaCの発現量や機能が過剰になると、COPDやCFのような肺疾患が起こる。しかし、ENaCを標的とした治療薬は未だ発見されていない。本研究では、モデルマウス・モデル気道上皮細胞の詳細な解析の結果、メトホルミンはAMPK活性化を介して、気道上皮細胞のENaC活性を抑制するとともに、好中球の浸潤やマクロファージ機能を抑制することで、治療効果を発揮することがわかったとしている。熊本大学は、本研究によりメトホルミンが多くの難治性疾患に対して、安価で、有望な薬として期待されるものであることが示されたとしている。
    ◎参考サイト:熊本大学プレスリリース

(公開日 : 2022年04月14日)
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