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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年5月23日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。祭り復活、対面再開、自宅療養定着、ウィズコロナ平穏。
コロナ死者数18人。
直近の一日当たり3回目接種者は20万人。累計者数は72,185,908人。接種率57.0%。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 人口当たり保健師数が多いと新型コロナ罹患率は低い <奈良県立医大>
奈良県立医大は5月10日、人口当たりの保健師数が多い都道府県では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患率が低いとする研究結果を公表した。同大の研究チームは、人口当たりの保健師数に応じて都道府県を5つのグループに分け、COVID-19の罹患率について、変異型別の層化分析を行った(高齢化率や人口密度などの影響は統計処理している)。その結果、保健師数が最も少ないグループは最も多いグループと比べ、いずれの株においても、罹患率が統計的に有意に高かったという。研究チームは「先行研究では保健師数が多いほど、健診やがん検診の受診率が高いことが報告されているが、保健師数を増やすことは、日本におけるCOVID-19の感染拡大を封じ込めるのに役立つ可能性を示唆した」としている。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
- 要介護高齢者の離床時間と全身の筋肉量、摂食嚥下機能の関連を調査 <東京医科歯科大学>
4月15日、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授らの研究グループは、要介護高齢者を対象に、離床時間と全身の筋肉量および摂食嚥下機能との関連を調べた研究結果を公表した。それによると、介護状態に関わらず、4時間離床する者は四肢骨格筋量と摂食嚥下機能が保たれていたことが判明。さらに6時間離床する者は四肢骨格筋に加え、体幹の筋肉量が保たれ、常食に近い食事を摂っていたことがわかった。
この結果から研究グループは、要介護高齢者に対して訓練指導の代わりに日常生活の中に離床を取り入れる指導をする際、具体的な目標を設定することができるようになったとしている。
◎参考サイト:東京医科歯科大学プレスリリース
(公開日 : 2022年05月23日)