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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年7月21日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。世界に遅れる日本製薬。塩野義経口薬再び不承認。
有効性・安全性とも不十分。第7波はスルーし、冬場対策に賭けて、厚労省11月以降に再審議。
日本の直近の一日当たりのワクチン3回目接種者3万2千人。累計は78,943,841人。接種率62.3%。
4回目は一日当たり60万人。累計は5,301,916人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 特別支援学校、幼小中高在籍の医療的ケア児、微増 <文部科学省>
文部科学省は7月11日、学校における医療的ケア児に関する実態調査の結果を公表した。それによると昨年5月1日時点の医療ケア児は、特別支援学校在籍者が8,485人(19年度前回調査比+43人)、幼稚園と小中高校在籍者が1,783人(+330人)だった。特定支援学校で行われている医療的ケアは、延べ3万1,018件で、行為別に見ると、喀痰吸引(口腔内)5,072件、喀痰吸引(鼻腔内)4,905件、経管栄養(胃ろう)4,818件、喀痰吸引(気管カニューレ内部)3,207件の順に多い。幼小中高では延べ2,641件。行為別では導尿524件、血糖値測定・インスリン注射412件、喀痰吸引(気管カニューレ内部)361件、経管栄養(胃ろう)287件の順だった。
◎参考サイト:令和2~3年度 特別支援教育に関する調査の結果について
- 病院での外国人患者の受入体制、整備に遅れ <厚生労働省>
厚生労働省は6月29日、2021年度の医療機関における外国人受け入れに関する実態調査結果を公表した。調査は昨年9月から11月にかけ、全医療機関を対象に実施され、5,453病院から回答を得た(回収率65.8%)。それによると、外国人患者の受入れ体制の現状把握および課題抽出をしていない病院は93.0%、受入体制整備方針を整備していない病院が87.4%、外国人対応マニュアルを整備していない病院が86.3%と、対応の遅れが目立つ結果となった。また厚労省研究班が作成した「外国人患者受入のための医療機関向けマニュアル」は、2割が「知らなかった」と回答。「名前は聞いたことがあったが、内容は知らなかった」と合わせると、7割近くにも上った。
◎参考サイト:令和3年度「医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」の結果
(公開日 : 2022年07月21日)