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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年8月15日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、ウクライナ穀物輸出サイクル廻らず。第一船のトウモロコシ、レバノンで陸揚げ拒否。原因不明。
    食料安全は輸入に頼れず。食料自給率50%超をコロナ後の経済政策の柱に。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は153人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者4万7千人。累計は80,549,481人。接種率63.6%。
    4回目は一日当たり3万6千人。累計は17,781,655人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • NASH治療アプリの開発・販売でライセンス契約締結 <CureApp・サワイGHD>
    8月2日、株式会社CureAppとサワイグループホールディングス株式会社は、CureAppが開発しているNASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療用アプリの開発・販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。これにより、サワイGHDはCureAppに対し、契約一時金及び臨床開発の進展、販売金額などに応じたマイルストーンとして総額最大105億円を支払う。またアプリ上市後は、販売額に応じたロイヤリティを支払うことになる。NASHの治療は、体重減少を目標とした食事療法や運動療法が中心となるが、患者自身の努力のみで継続していくことは難しい。こうしたことを踏まえCureApp社では、「アプリを通じて個々の患者に最適化された行動療法をアナウンスすることや、患者自身の状態を見える化することで行動療法の効果を最大化し、患者と医療従事者双方の負担を著しく増やすことなく効果を得ることができれば、NASHに対する有望な治療法になると期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース CureApp サワイGHD

  • 消化器外科手術の執刀数で、男女格差 <大阪医科薬科大など>
    大阪医科薬科大学、東京大学、岐阜大学、日本消化器学会などの研究グループは7月29日、消化器外科6手術の外科医1人当たりの執刀数の男女比較で、女性が圧倒的に少ないという調査結果を公表した。研究チームは、日本の外科手術の95%以上が登録されているNCD(National Clinical Database)を用いて、胆嚢摘出術・虫垂切除術・幽門側胃切除術・結腸右半切除術・低位前方切除術・膵頭十二指腸切除術における外科医1人当たりの執刀数を男女で比較したところ、すべての術式において女性外科医は男性外科医よりも少なかったという。また執刀数の男女格差は、手術難易度が高いほど顕著であり、経験年数の増大とともに拡大する傾向も見られた。研究チームでは、「消化器外科に指導的立場の女性が極端に少ないのは、外科手術のトレーニングの機会が均等に与えられていないことが主たる原因であると考えられる」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2022年08月15日)
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