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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年8月30日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。政府、感染症法改正に動き出す。
    緊急時の製薬メーカー、機器メーカー、資材メーカー等への指揮権視野に。
    有効性、安全性、経済性への政府責任も重く、丁寧な検討必要。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は233人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者13万5千人。累計は81,371,059人。接種率64.3%。
    4回目は一日当たり126万4千人。累計は25,274,341人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • アトピー性皮膚炎のそう痒を標的とした初の抗体医薬品を新発売 <マルホ>
    マルホ株式会社は8月8日、ヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体「ミチーガ皮下注用60㎎シリンジ」(一般名:ネモリズマブ)について、「アトピー性皮膚炎に伴うそう痒(既存治療で効果不十分な場合に限る)」を効能・効果として、同日、新発売したことを明らかにした。同剤は、中外製薬により創製されたIL-31受容体Aを標的とする世界初の抗体医薬品。マルホは、中外製薬と国内ライセンス契約を締結後、同剤の開発を進め、この3月に製造販売承認を取得していた。
    ◎参考サイト:ニュース

  • 国内初、遺族ケアのガイドライン <日本サイコオンコロジー学会・日本がんサポーティブケア学会>
    日本サイコオンコロジー学会と日本がんサポーティブケア学会は先ごろ、「遺族ケアガイドライン2022年版」を刊行した。がん等で亡くなった患者の遺族の心理的ケアに関する、日本初のガイドラインとなる。前半では悲嘆や家族・遺族ケアの基礎知識を解説、後半では治療的介入が必要な遺族の診断と治療法を解説するとともに、非薬物療法と薬物療法に関する2件のクリニカルクエッション(CQ)を設け、推奨を示した。日本サイコオンコロジー学会代表理事の吉内一浩・東大大学院准教授は、「CQは2つだけだが、遺族ケアにおいてエビデンスをまとめた意義は大きく、また、臨床上も大変参考になると思う」としている。また、日本がんサポーティブケア学会理事長の佐伯俊昭・埼玉医大国際医療センター病院長は本書について、「がんのみならず、広く身体疾患によって重要他者を失った遺族に対する知見が含まれており、成人遺族を対象に広く応用可能なガイドライン」としている。
    ◎参考サイト:遺族ケアガイドライン 2022年版(金原出版)

(公開日 : 2022年08月30日)
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