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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年10月14日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。マイナ保険証義務化発表。
マイナカードの遺失リスク、3,000万人高齢者の共通不安。
カード不持参、受診者への対応で、医療機関窓口の混乱必至。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は78人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者2万7千人。累計は82,627,684人。接種率65.6%。
4回目は一日当たり19万2千人。累計は36,482,335人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 健保組合、2021年度は825億円の赤字見込み <健保連>
健康保険組合連合会は10月6日、2021年度決算が1,388組合全体で825億円の赤字になるとの見込みを明らかにした。赤字決算となるのは、2013年度以来8年ぶり。保険料収入は8兆2,652億円で、前年度から1.0%増えたが、保険給付費が8.7%増の4兆2,469億円、高齢者等拠出金が3.0%増の3兆6,513億円と、いずれも保険料収入の伸びを上回るペースで増え、経常収支の悪化につながった。赤字組合数は、前年度から282組合増の740組合となり、全体に占める割合も20.3ポイント増の53.5%と半数を超えた。2022年度は、一時的な高齢者拠出金の精算戻り等の支出減により、収支が一時的に改善することも見込まれるが、2023年度は75歳に到達する団塊世代の増加により、拠出金が急激に増加し収支が悪化、その後も同様の基調が続くと健保連では見ている。
◎参考サイト:健康保険組合の令和3年度決算見込と今後の財政見通しについて【PDF】
◎参考サイト:令和3年度 健康保険組合決算見込状況について-令和3年度決算見込と今後の財政見通しについて-【PDF】
- テゼペルマブ、重症・難治喘息治療薬として日本でも承認取得 <アストラゼネカ>
アストラゼネカは9月27日、テゼペルマブ(商品名:テゼスパイア皮下注210mgシリンジ)が、既存治療によっても症状をコントロールできない重症または難治喘息患者の治療薬として、日本で承認を取得したことを明らかにした。テゼペルマブは、上皮サイトカインである胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)を標的とすることで喘息の炎症カスケードの起点に対して作用する最初で唯一の生物学的製剤。血中好酸球数、アレルギーの状態および呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)を含む主なバイオマーカーによらない、広範な重症喘息患者集団を対象とした第Ⅱ相PATHWAY試験および第Ⅲ相NAVIGATOR試験全体において喘息の増悪を一貫して抑制した。テゼスパイアは重症喘息治療薬として、2021年12月に米国で、2022年9月にEUで承認を取得している。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2022年10月14日)