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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年10月19日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。東京都コロナ感染者数、一週間連続で対前週比増加。
    真の増加か、全数把握方法の変更による統計的なズレか不明。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は56人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者4万9千人。累計は82,804,939人。接種率65.8%。
    4回目は一日当たり28万8千人。累計は37,491,208人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • コロナ新薬「エバシェルド筋注」は、かかりつけの患者以外にも対応を <厚生労働省>
    厚生労働省は、8月に特例承認された新型コロナウイルス感染症の新薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(販売名:エバシェルド筋注セット)に関する質疑応答集を改正、10月6日に公表した。エバシェルドは発症抑制目的での投与に限定し、医療機関に無償配分されているが、配分先は、手技料等として徴収金額を3,100円(税込)以下とし、かつ対象医療機関として公表されることに同意した医療機関に限定されている。今回、質疑応答集に追加されたのは、かかりつけではない患者が同剤の投与を希望した場合の対応で、回答では「原則かかりつけの患者でなくても対応」するよう、求めている。なお、発症抑制目的での投与については、日本感染症学会の「COVID-19に対する薬物治療の考え方 第14.2版」(2022年9月30日)において、積極的な治療を受けている血液悪性腫瘍の患者や固形臓器移植(肺移植以外)を受けてから1年以内の患者など、対象者の考え方が具体的に記載されている。
    ◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」の医療機関への配分について(別紙及び質義応答集の修正)【PDF】
    ◎参考サイト:COVID-19に対する薬物治療の考え方 第14.2版【PDF】

  • COVID-19 診療の手引きを改訂 <厚生労働省>
    厚生労働省は10月5日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第8.1版」を公表した。今回はインフルエンザとの鑑別や小児の特徴に関する記述を充実、追加した。インフルエンザとの鑑別については、臨床症状のみでの鑑別は困難とし、地域での流行状況を踏まえ、インフルエンザとCOVID-19を同時に検査する場合もあるとしている。また、南半球では現在、インフルエンザの流行がコロナ前の水準に戻っていることから、日本でも2022~23シーズンは、インフルエンザが流行する可能性があるとした。そのほか、新薬や退院基準・宿泊療養の解除基準にも言及した。
    ◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・8.1版【PDF】

(公開日 : 2022年10月19日)
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