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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年11月9日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。コロナワクチン接種後死亡、新たに6人救済認定となり合計10人に。厚労省。
接種後の死亡は1800件以上、今後も集団訴訟は増えるのでは。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は70人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者4万7千人。累計は83,596,484人。接種率66.4%。
4回目は一日当たり37万2千人。累計は42,881,038人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- かかりつけ医の制度化に反対の姿勢示す <松本日医会長>
日本医師会の松本吉郎会長は11月2日の定例記者会見で、このほど取りまとめた「地域における面としてのかかりつけ医機能~かかりつけ医機能が発揮される制度整備に向けて~(第1報告)」を公表した。松本会長はまず、日医は一貫して、かかりつけ医の普及に取り組んできたとし、「日医かかりつけ医機能研修制度」では、2022年10月現在、延べ約56,000名の医師が参加していること等を報告。国民にかかりつけ医機能を示すための方策に関しては、医療法の告示で示されている「医療機能情報提供制度」で公表していくことが望ましいとした。また「必ずしも一つの医療機関でかかりつけ医機能の全てを持たなければならないわけではなく、診療科にかかわらず、それぞれの医療機関が有している機能を発揮しつつ、連携とネットワークによりその他の機能を補完することにより、発揮されるもの」との考えも示した。かかりつけ医機能の評価については、「地域における面としてのかかりつけ医機能」を持つためにも、多くの医療機関が算定できるようにするとともに、財政中立ではなく、今後、診療報酬だけでなく、補助金等の活用も含めた評価をさらに充実・強化すべきだとした。財務省が求めるかかりつけ医の認定制度、事前登録については、全世代型社会保障構築会議の中間報告、骨太の方針2022の方針の中で示されているのは、「かかりつけ医機能が発揮される制度整備」であり、「制度化」ではないと強調したうえで、「かかりつけ医は患者が選ぶものである」として、認定制度、事前登録、さらには包括払いの拡大に反対する姿勢を改めて示した。
かかりつけ医機能については日本病院会も提言をまとめ、11月2日に加藤厚労相に提出している。提言ではかかりつけ医機能を▼診療時間内外問わず自院、もしくは他の医療機関と連携して対応、▼広範囲にわたる全人的医療を行う、▼総合的な医学的管理を行う――の3点にまとめた。
◎参考サイト:日医on-line
◎参考サイト:「かかりつけ医機能」に関する提言(日病)【PDF】
- オミクロン株対応ワクチン接種率、5.9%にとどまる <内閣官房>
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種率が、11月3日時点で5.9%にとどまっていることが明らかになった。4日の内閣官房の発表によると、オミクロン株対応ワクチンの接種回数は737万8,919回で、2022年1月1日現在の住民基本台帳に基づく人口に対して5.9%だった。うち65歳以上高齢者は152万1,469回で接種率は4.2%となっている。
◎参考サイト:新型コロナワクチンについて(首相官邸)
(公開日 : 2022年11月09日)