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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年11月24日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。塩野義コロナ経口薬「ゾコーバ」期限一年の緊急承認。有効性については、物足りなさも。
    折しも累計死者数100人未満の都道府県消滅、鳥取が最後。
    国内の不安解消のため、ないよりはまし。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は160人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者4万2千人。累計は84,063,402人。接種率66.8%。
    4回目は一日当たり33万1千人。累計は46,606,150人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • メロペネム供給悪化で、会員に対し発注量適正化などを要請 <感染症学会など4学会>
    日本感染症学会、日本化学療法学会、日本環境感染学会、日本臨床微生物学会の4学会は11月18日、抗菌剤メロペネムの供給不足について共同声明を発表した。声明では、メロペネム点滴静注用0.5g「トーワ」およびメロペネム点滴静注用0.5g「サワイ」の供給停止に伴い、一部の医療機関ではメロペネムの入手がかなり困難になっていること、問題の背景には、買い占めがあるという指摘もなされていることを挙げたうえで、会員に対し「発注量の適正化」「使用法の見直し」を求めた。加えて、原因菌の確定や薬剤感受性の評価を行い、その結果に基づいた適切な代替薬への切り替えも要請している。
    ◎参考サイト:メロペネムの一部供給停止への対応について(日本感染症学会)

  • 糖尿病性認知症を早期に反映するバイオマーカーを発見 <京都医療センター>
    国立病院機構京都医療センターは11月1日、臨床研究センター内分泌代謝高血圧研究部・浅原哲子部長らの研究チームが、糖尿病に合併する認知症を簡単に予測できる血液のバイオマーカーとして、sTREM2というたんぱく質の重要性を世界で初めて明らかにしたと発表した。研究チームは認知症外来通院患者(糖尿病患者・非糖尿病患者)を対象に、認知症(アルツハイマー型及び血管型認知症)に関連する血液バイオマーカーと認知機能との関連を検討。脳内の老廃物などを掃除するミクログリア細胞の機能を反映する血中sTREM2、および世界標準となっているアルツハイマー病の多項目血液バイオマーカーを測定し、認知機能障害の程度によって分類した正常群・軽度認知障害群・認知症群の間で、これらの血液バイオマーカーの変動を解析した。その結果、糖尿病の認知症発症を最も早期に反映する指標は血液中のsTREM2の減少である可能性を、世界で初めて明らかにした。さらに、sTREM2の低下の後に続く変化として、その他のバイオマーカーが「糖尿病性認知症」の特徴に合致した変動を示すことも確認した。この成果について研究チームでは、「血中sTREM2 の測定は、認知症発症リスクの高い糖尿病患者を認知症発症以前の超早期に、簡便かつ客観的に同定することができる血液バイオマーカーとして極めて有用であると考えられる」「糖尿病患者で血中sTREM2 が高値の患者を対象に予防的介入を行うことで、認知症リスク低減に寄与できる可能性が期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2022年11月24日)
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