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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年11月30日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。コロナ禍始まりから35ヵ月。
感染者数2,5000人、死者数5万人規模に。致死率平均0.2%。
北海道0.31%、大阪0.30%と突出。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は153人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者4万3千人。累計は84,285,145人。接種率66.9%。
4回目は一日当たり34万6千人。累計は48,367,351人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 「エバシェルド筋注」投与の際は、かかりつけ医に情報提供を求めてもよい <厚生労働省>
厚生労働省は、8月に特例承認された新型コロナウイルス感染症の新薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」(販売名:エバシェルド筋注セット)の取扱いを改正、11月22日付の事務連絡で周知した。エバシェルド筋注セットは厚労省から医療機関への配給制がとられており、10月には医療機関に対し、かかりつけ以外の患者からの投与希望にも対応するよう要請があった。ただし同剤は「がん治療中などでワクチン接種ができない者」などが対象となっていることから、今回、こうした患者への接種に当たっては、かかりつけ医に対し、診療情報の提供を求めることとして良いとの考えが示された。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ」の医療機関への配分について(質義応答集の修正)【PDF】
- 妊婦と2歳以下の子の母親のコロナワクチン接種意向の調査結果を公表 <国立成育医療研究センター>
国立成育医療研究センターは11月25日、妊婦と2歳以下の子を持つ母親の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に対する意向とその要因を調査、分析した研究結果を発表した。デルタ株による第5波の流行下であった2021年7月~8月にインターネットで実施した「日本における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)問題による社会・健康格差評価研究(JACSIS study)」を利用したもので、該当する妊婦と母親10,000人からの回答から得られた7,327人の有効回答を解析した。それによると、新型コロナウイルスワクチンについて「打ちたくない・様子をみてから接種するかを決めたい」と回答した人の割合は、妊婦で51%、2歳以下の子どもを持つ母親では32%と、妊婦で多かった。また、接種意向の背景因子を調べたところ、妊婦では、ワクチン情報を批判的に判断することの少ない人が、「ワクチンを打ちたくない・様子をみてから接種するかを決めたい」と答えていた。一方、2歳以下の子の母親では、受け取った情報を正しく理解する傾向にない人が、「ワクチンを打ちたくない・様子をみてから接種するかを決めたい」と回答していた。同センターではこの結果から、「ワクチン接種意向を高めるためには、妊婦と2歳以下の子の母親へそれぞれ異なるアプローチが必要であると考えられる」としている。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2022年11月30日)