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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年12月7日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。コロナが変える日本の社会。
実質賃金続落の中で、労働者にもリスキリング(学び直し)の動き。
政府は2次補正予算758億円でバックアップ。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は147人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者3万9千人。累計は84,505,851人。接種率67.1%。
4回目は一日当たり29万6千人。累計は50,027,848人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 新型コロナ、国民の4人に1人が感染 <厚労省・新型コロナ対策ADB>
11月30日、厚労省・新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードで、日本人の約4人に1人が過去に新型コロナウイルスに感染している可能性があるとの調査結果が示された。調査は厚労省が日本赤十字社の協力で、11月6日~13日の献血者8,260人の検査用検体の残余血液を用いて実施した。抗N抗体の陽性率を調べたところ、26.5%から検出され、都道府県別では、沖縄県(46.6%)、大阪府(40.7%)、京都府(34.9%)となっており、沖縄県では2人に1人が感染していることになるという結果だった。低かったのは長野県(9.0%)、徳島県(13.1%)、愛媛県(14.4%)など。年齢別の陽性率は、16〜19歳(38.0%)、20〜29歳(35.7%)、30〜39歳(33.6%)、40〜49歳(26.8%)、50〜59歳(21.3%)、60〜69歳(16.5%)となっている。男性と女性との間では陽性率に差はなかった。なお、今回の調査対象には、献血の対象年齢(16~69歳)以外の、小児と70歳以上の高齢者は含まれていない。
◎参考サイト:献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有率実態調査(結果速報、概要)【PDF】
- 新型コロナウイルス感染症、感染症法の分類見直しに言及 <釜萢日医常任理事>
日本医師会の釜萢常任理事は11月30日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の感染症法による分類見直しについて言及、「医療を提供する側でさえも、立場によって考え方の違いが大きい」との現状認識を示した。そのうえで、「関係者間で慎重に合意形成をして、その合意の下に政策判断が適切に行われることを願っている」と述べた。また、仮に位置付けが変わった場合でも、現在行われている感染防止対策をすぐに大幅に緩めることは現実的ではないとも指摘。「罹患後症状に関する分析・評価にも、さらに力を尽くさねばならない」とした。この件については前日29日に、加藤厚労相が早期に検討する意向を明らかにしている。
◎参考サイト:加藤大臣会見概要(11月29日)
◎参考サイト:日医on-line(11月30日)
(公開日 : 2022年12月07日)