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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年12月23日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。東京都インフル流行開始宣言。
    定点観測 医療機関419ヶ所の1週間平均インフル患者数が1人を超えた。3年ぶり。
    10人超で注意報、30人超で警報。年末・年始の同時流行で、困難な対応せまられる医療機関。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は339人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者3万2千人。累計は85,021,799人。接種率67.5%。
    4回目は一日当たり20万8千人。累計は53,632,806人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 9価HPVワクチンが接種可能となることに「歓迎」 <日本産科婦人科学会>
    日本産科婦人科学会は12月13日、会員に対して9価HPVワクチンに関する同学会としての考え方を示した。2023年度から、女子の定期接種(12歳~16歳)とキャッチアップ接種(17歳~26歳)に9価HPVワクチン接種が可能となること、また、3回の摂取の途中で、2価・4価HPVワクチンから9価ワクチンに切り替える交互接種が許容されることが、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会で示されたことについて、同学会では「この動きを歓迎する」とした。一方、継続審議となった「9価ワクチンの2回接種」の適用については、早期の実現をめざし働きかけを継続していく意向を示した。また、9価ワクチンの接種開始を待ち、今年度内の接種の差し控えが懸念されることについては、「定期接種・キャッチアップ接種ともに、早期に2価・4価ワクチン接種することが学会としての基本的姿勢」としながらも、「対象者個々の年齢や環境を勘案し、その希望も聴取しながら決めていくべき」としている。
    ◎参考サイト:日本産科婦人科学会会員の皆様へ ―9価HPVワクチンに関する本会の考え方について―

  • 「HPVワクチン積極勧奨再開否定」を打ち消し <文部科学省>
    文部科学省は12月12日、大学医学系学部での薬害問題に対する取り組み状況をまとめた9月の通知を、「補足」する事務連絡を発出した。9月の通知では、大学医学系学部に対し薬害について学ぶ授業を行うよう要請、参考資料として、HPVワクチンの積極勧奨再開に反対している全国薬害被害者団体連絡協議会からの要望書が添付されていた。このことから一部で「文科省がHPVワクチンの積極的勧奨を否定した」との報道がなされた。これに対し今回の通知は、「様々な薬害に関する授業を積極的に実施することを促す趣旨で記載したものですので、誤解が生じないよう念のため補足いたします」とした。また文科省として、HPVワクチンの有効性・安全性に関し、積極勧奨を再開した経緯も含めリーフレットやウェブサイトで情報提供している旨を付け加えた。
    ◎参考サイト:薬害問題に対する取組状況調査

(公開日 : 2022年12月23日)
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