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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2023年1月6日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。どうなっている塩野義「ゾコーバ」。臨床的有効性の報告なし。
政府は情報収集急ぎ、市場への浸透度と品質評価を公表すべし。
中国リスクへの備え必要。塩野義は、中国・韓国・ベトナムでも供給開始の意欲。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は334人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者1万4千人。累計は85,262,832人。接種率67.7%。
4回目は一日当たり7万5千人。累計は55,132,343人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 宿日直許可、8割の医療機関が取得済み・取得予定 <エムステージ>
株式会社エムステージは昨年12月19日、宿日直許可に関する医療機関と医師に対するアンケート調査の結果を公表した。調査は昨年11月にウェブ上で実施され、286医療機関と359人の医師から回答を得た。それによると、宿日直許可については、78.2%の医療機関が取得済み・取得予定であることがわかった。「宿日直許可の取得有無は、自院の医師体制確保にどの程度影響があると思うか」という質問に対しては、「大きな影響がある」37.4%、「影響がある」27.6%を合わせると、65%の医療機関が「影響がある」と回答した。一方、医師に対し、2024年4月の「医師の働き方改革」施行後の年収見込を尋ねたところ、「大幅に減少する」「減少する」を合わせ32.8%が「減少する」と回答した。また、今後のアルバイト探しにおいて、医療機関の宿日直許可の取得状況を重視している医師は69.1%(非常に重要である・重要であるの合計)に上ることもわかった。
◎参考サイト:プレスリリース
- 透析導入の原疾患、糖尿病性腎症が減少し腎硬化症が増加 <新潟大>
日本透析医学会の調査では、近年、日本の人工透析導入の原疾患として、糖尿病性腎症が減少、腎硬化症が増加傾向にあるとの結果が示されているが、高齢化の影響も否定できなかった。そこで新潟大学大学院医歯学総合研究科臓器連関学講座の若杉三奈子特任准教授らのグループは、2006年から2020年までの透析導入率を、原疾患別に年齢調整をして経年変化を評価、昨年12月14日にその結果を公表した。それによると、慢性糸球体腎炎と糖尿病性腎症では低下、腎硬化症では増加しており、腎硬化症による透析導入の増加は高齢化の影響だけではないことが示された。また男性では、全年齢階級で腎硬化症による透析導入率が増加していた。この結果について研究グループでは、「慢性腎臓病(CKD)重症化予防を徹底し、新規透析導入患者数の減少を達成するために、増え続ける腎硬化症への対策が急務と考えられる」としている。
◎参考サイト:ニュース
(公開日 : 2023年01月06日)