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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年1月19日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。日本コロナ1月死者数約7,000人に。
    月間1万人超ペース。政府は4月に5類以降の方針。マスクもフリーに。
    診療費は段階的に保険診療化を検討。老人多数死に目瞑る動きに反発も。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は449人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者1万4千人。累計は85,484,452人。接種率67.9%。
    4回目は一日当たり6万6千人。累計は56,195,979人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 緩徐進行1型糖尿病の診断基準を改訂 <日本糖尿病学会>
    日本糖尿病学会はこのほど、緩徐進行1型糖尿病の診断基準を改訂し、1月12日に公式サイトに掲載した。新たな診断基準は、以下の3つ。①経過のどこかの時点で膵島関連自己抗体が陽性、②原則として、糖尿病の診断時、ケトーシスもしくはケトアシドーシスはなく、ただちには高血糖是正のためインスリン療法が必要とならない、③経過とともにインスリン分泌能が緩徐に低下し、糖尿病の診断後3カ月を過ぎてからインスリン療法が必要になり、最終観察時点で内因性インスリン欠乏状態(空腹時血清Cペプチド<0.6ng/ml)である――。これら3つすべてを満たす場合はdefinite、①②のみを満たす場合はインスリン非依存状態の糖尿病であり、probableとする。
    ◎参考サイト:緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準(2023)

  • アトピー性皮膚炎のかゆみの原因物質と、その阻害剤を発見 <佐賀大・富山大>
    佐賀大学は1月10日、同大と富山大の研究グループが、アトピー性皮膚炎のかゆみが発生する原因物質とそのメカニズム、かゆみを顕著に改善する原因物質の阻害剤を見出したと発表した。研究グループの出原賢治・佐賀大教授らは、皮膚組織でつくられるペリオスチンがアトピー性皮膚炎に重要な役割があることを10年前に発見したが、かゆみとの関係は明らかではなかった。今回、アトピー性皮膚炎モデルマウス(FADSマウス)を用いた実験で、ペリオスチンが知覚神経に作用してかゆみを引き起こすことがわかった。さらに、CP4715という化合物をFADSマウスに投与したところ、ペリオスチンの働きが抑制され、かゆみが顕著に改善したという。研究チームでは「今後、CP4715をアトピー性皮膚炎のかゆみに対する治療薬として開発することにより、アトピー性皮膚炎患者にとって福音となると考えられる」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース
    ◎参考サイト:YouTubeチャンネル佐賀大学(1月10日 臨時会見)

(公開日 : 2023年01月19日)
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