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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年2月10日のヘッドライン

  • 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。コロナ問題、多くの国で財政問題へ転換。
    使用済みコロナ対策費、どう回収。米国、中国、欧州各国とも頭悩ます。
    イギリス、フランス、中国などでは大規模デモも。日本は、軍事費・子育ての議論に隠れて議論なし。いつの間にかソッと静かに増税か。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は223人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者1万3千人。累計は85,848,560人。接種率68.2%。
    4回目は一日当たり3万2千人。累計は57,486,425人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 産婦人科・小児科診療所の開業を支援、最大で1憶7,000万円を助成 <宮城県栗原市>
    宮城県栗原市は、分娩を取り扱う産婦人科と小児科の診療所開業を支援する制度を、この1月にスタートさせた。土地取得費/建物取得費/医療機器取得費/建物改修費/開業から5年間の土地・建物・医療機器賃借料の2分の1を、産婦人科が1億5,000万円、小児科が1億円を上限に助成する。ただし土地取得費は別枠で2,000万円を上限に助成される。産婦人科または小児科の専門医制度の認定を受けており、継続して10年以上開業する見込みがあることが条件。
    ◎参考サイト:栗原市産婦人科医院及び小児科医院開設等助成事業

  • 腸内細菌叢の組成データから疾病リスクを推定する手法を開発 <シンバイオス・ソリューションズ>
    シンバイオス・ソリューションズ株式会社は1月27日、腸内細菌叢の組成データから疾病リスクを推定する手法を開発したと発表した。女性のアトピー性皮膚炎を事例として、構造方程式モデリングの手法を用いて、同様の生理作用を持つ複数の腸内細菌(観測変数)によって構成される腸内細菌叢因子(潜在変数)を設定。この潜在変数と疾病との関連性を分析することで、疾病リスクを確率値として算出する。またこの推定手法を用いて、男性の心筋梗塞と女性の認知症の疾病リスク推定モデルも作成し、健康者と疾病罹患者の疾病リスクの推定値を算出した。男性・心筋梗塞の例では、罹患者の約73%が中リスク以上、約47%が高リスクに区分されるリスク推定値を示した。一方、健康者の約75%は低リスク、中リスク以上は約25%、高リスクに区分されたのは約3%に過ぎなかった。腸内細菌叢と疾病との関連性は、消化器疾患だけでなく、アレルギー、自己免疫疾患、肥満や糖尿病などの生活習慣病、がん、神経・精神疾患など多くの疾病に関して報告されているが、腸内細菌叢の組成から疾病リスクを推定する手法は確立されていなかった。今回、開発された手法について同社では、「臨床現場における疾病の診断や治療・予防をサポートする新たなツールとして広く活用されることが期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2023年02月10日)
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