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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年2月20日のヘッドライン

  • 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。予算論戦の季節、頭に入れよう2023年度予算の骨格。
    総額114兆円。税収69兆円。財政赤字は45兆円。
    35兆円を新規の借金(国債)で。10兆円は財務省のやり繰りで。国債金利は超低利を想定するも、金利1%上昇で3.7兆円の予算増。
    総額114兆円のうち半分以上が社会保障費と国債費(過去の国債返済と金利)、いわば固定費。
    政府の狙いはなり振り構わぬ消費税か。大義名分の立つ論議望まれる。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は107人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者5千人。累計は85,942,077人。接種率68.2%。
    4回目は一日当たり1万9千人。累計は57,695,505人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 新型コロナワクチン、武田製薬との供給契約1.4億回分をキャンセル <厚生労働省>
    厚生労働省は2月10日、武田薬品工業と締結していた新型コロナワクチンの供給契約について、残りの1億4,176万回分をキャンセルすることを明らかにした。この契約においては、実際に必要となる時期や量を踏まえ、順次、製造を依頼することになっており、これまで同社から、今年2月までの供給計画の中で、約824万回分の従来型ワクチンの供給を受けた。今回、厚労省と同社が協議した結果、今回の結論に至ったという。
    ◎参考サイト:報道発表

  • 高齢者の死亡リスク低下に有効な歩数は、1日5,000~7,000歩まで <早稲田大など>
    早稲田大学は2月3日、同大スポーツ科学学術院と医薬基盤・健康・栄養研究所、明治安田厚生事業団体力医学研究所、京都先端科学大学の共同研究グループによる、高齢者の毎日の歩数と死亡リスクを検討した研究結果を公表した。研究グループは、2011年から行われている「京都亀岡スタディ」に参加した4,165名を、三軸加速度計で評価した歩数の多寡によって4グループに分け、3.38年間追跡し、死亡の発生状況を確認した。その結果、高齢者全体およびフレイルでない高齢者では、歩数と死亡リスクの量反応関係の結果から 1日当たり約5,000~7,000歩で死亡リスクへの有益な効果が頭打ちになることが示された。1日当たりの歩数が5,000歩未満の者が歩数を1,000歩増やすことで死亡リスクは23%低下する(9-10か月の寿命延長に相当)が、5,000歩以上の者が歩数を増やしても有益な効果は見られなかったこともわかった。一方、フレイルに該当する高齢者では、1日当たりの歩数が約5,000歩まで死亡リスクに有益な効果は示さないが、約5,000歩を超えると死亡リスクと負の関連を示したという。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2023年02月20日)
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