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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年3月9日のヘッドライン

  • 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。1月の貿易収支3.2兆円の大赤字。
    貿易外収支等の黒字1.2兆円を差し引き、経常収支も2.0兆円の赤字、輸出に有利な円安の時代に巨額貿易赤字、貿易大国日本の影も無し。
    2月~3月の年度末押し込み輸出にポストコロナ経済の期待かかる。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は69人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者1万4千人。累計は86,154,084人。接種率68.4%。
    4回目は一日当たり2万1千人。累計58,073,740人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 滝山病院の事件で声明を発表 <日本精神病院協会>
    東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」の看護師が、患者への暴行容疑により逮捕された事件を受け、日本精神科病院協会は3月2日、「慙愧(ざんき)に堪えない」とする声明を発表した。声明では、日精協としても事実確認に努め、「正すべきは正す所存」であることを表明。また、今一度「精神科病院倫理綱領」(2013年制定)の精神に立ち返り、「国民の期待に応えることのできる精神科医療の確立のため、会員病院一丸となって、一層の医の倫理の涵養と精神科医療の向上に努めること」を誓った。
    ◎参考サイト:会員病院における看護職員による暴行事件に対する理事会声明【PDF】

  • 在宅療養支援診療所・病院による在宅医療は効果を上げている <筑波大>
    筑波大学は2月17日、利用する医療機関の種類によって65歳以上の高齢者が受ける在宅医療サービス(往診、入院、在宅看取り)がどの程度異なるのかを明らかにした調査結果を公表した。調査は、全国の医療レセプトデータ(NDB)を用い、2014年7月から2015年9月の間に新たに訪問診療を開始した65 歳以上を対象とした。訪問診療を受けた医療機関種別(一般診療所、従来型在支診・在支病、機能強化型在支診・在支病)に、訪問診療開始から6カ月間の往診、入院、看取りをアウトカムとして比較した。その結果、「追跡期間中に1 回以上の往診」は、一般診療所と比べ、従来型在支診・在支病、機能強化型在支診・在支病は有意に多かった。一方、1 回以上の入院は、機能強化型在支診・在支病は有意に少なかった。追跡期間中の在宅看取りは、一般診療所と比べ、従来型在支診・在支病、機能強化型在支診・在支病で優位に多かった。これらの結果について研究チームでは、一般診療所と比較して在支診・在支病を利用する患者は往診が多くて入院は少なく、医師の立ち合いを伴った在宅看取りが多いこと、特に、機能強化型在支診・在支病は往診や在宅看取りをより多く提供していることが明らかになったとしている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2023年03月09日)
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