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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年3月13日のヘッドライン

  • 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。ポストコロナ経済に米国発の暗雲。
    中堅のシリコンバレー銀行が破綻。高金利下の債券価格の下落と業績不振の顧客IT企業の預金引き出し等の複雑原因か。
    リーマンショックが頭をかすめ米国当局は懸命の鎮静化。日本への影響は本日の株式相場次第。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は43人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者7,577人。累計は86,175,761人。接種率68.4%。
    4回目は一日当たり1万人。累計58,103,071人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • マイナカード活用の救急業務、2025年度の本格運用開始を目指す <総務省消防庁>
    総務省消防庁では、救急現場で傷病者のマイナンバーカードを活用し、オンライン資格確認等システムから医療情報などを閲覧できるようにするシステムを検討中だが、3月2日に開催された「救急業務のあり方に関する検討会」で、そのスケジュール案を示した。それによると、本格運用は2025年度を予定。23年度はシステム改修に向けた基礎調査を実施、24年度は引き続きシステム改修と運用テストを行う。併せてシステム利用規約改正を行い、順次、機器の配備を行う予定。当日は、6消防本部で実施された実証実験の結果も報告され、マイナカードの活用は、搬送先医療機関の選定にあたり、「高齢者等に有用性が高いと見込まれる」とされた。
    ◎参考サイト:救急業務のあり方に関する検討会

  • 自由診療での再生医療のうち25%で「安全性に疑義」 <がん研、京大iPS細胞研など>
    国立がん研究センターや京大iPS細胞研究所などのチームは2月28日、自由診療で行われる再生医療の審査に関する課題についての調査結果を公表した。患者自身の幹細胞を使う再生医療を対象に、2019年度時点で国に届け出があった351件を分析した結果、25%に当たる88件で、安全性の科学的根拠に疑義があったという。その理由としては、文献が確認できない、臨床研究論文の引用がない、などが挙げられている。また、中止された計画も含む391件について、担当医の専門分野を確認したところ、30%に当たる17件で、治療対象の病気と適合していなかった。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2023年03月13日)
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