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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2023年3月17日のヘッドライン
- 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。欧米各国、金融不安に必死の火消し。スイス国立銀行、クレディ・スイスに約7兆円の貸し付け。
スイス政府は株式買いも検討。16日のニューヨーク株式市場は約370ドル高となり取りあえず鎮静化。
日本は地銀協・米元会長(千葉銀行)が「日本の地銀への影響は軽微」と見解発表。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は57人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者8,460人。累計は86,233,585人。接種率68.5%。
4回目は一日当たり9,851人。累計58,191,042人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 妊婦健診の公費負担額、全国平均は10万7,792円 <厚生労働省>
厚生労働省は3月7日、妊婦健康診査の公費負担の状況に係る調査結果を公表した。それによると、2022年4月における妊婦検診の公費負担の全国平均は10万7,792円で、2020年の前回調査から1,581円増加した。都道府県ごとに市町村の平均額を見ると、石川県の13万9,218円が最も高く、神奈川県の7万4,993円が最も低かった。調査は全1,741自治体のうち、公費負担額が明示されていない96市区町村を除く1,645市区町村について集計した。
◎参考サイト:報道発表
- 帝王切開による出産は、経腟出産より母親の育児ストレスが若干高い <富山大>
富山大学は3月1日、帝王切開で子どもを産んだ場合、経腟分娩の場合に比べ、母親の育児ストレスが若干高いとする調査結果を公表した。同大の研究グループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加する65,235名の母親を対象として、分娩様式と育児ストレス(出産後1.5〜3.5 年時点)の関係を、日本版「育児ストレスインデックス・ショートフォーム」を使用して調査した。母親の育児ストレスを、「子どもに起因するストレス」「母親自身に起因するストレス」「配偶者に起因するストレス」の3 要因に分けて調べた結果、帝王切開をしたグループでは、総合得点が、若干ではあるものの経膣分娩をしたグループより、統計的に有意に高いことが確認された。また、この原因として「子どもに起因するストレス」得点の違いが、総合得点の違いに寄与していることも判明。その理由として研究グループでは、「精神疾患、神経発達障害、アレルギー疾患、肥満などが帝王切開で生まれた子どもに多いことが考えられる」とし、「生まれてくるときに産道を通るという強いストレス経験を迂回したことにより、強いストレスを感じた際に上手く反応できなくなってしまっている」との報告があることなどを紹介。帝王切開が子どもに与える影響について、引き続き注意深く見守っていく必要があると結論づけた。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
(公開日 : 2023年03月17日)