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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2023年3月31日のヘッドライン
- 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。マイナと現行の併行運用を。
明日からの非マイナン派の罰金的窓口負担6円増(再審3割負担の場合)は停止するのが合理的。
整わぬ医療機関・薬局の窓口体制半分が運用できず。国民に拡がるマイナ情報管理への不信感。
衝撃大きいコンビニでの他人住民票交付の実例。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は40人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者5千人。累計は86,342,906人。接種率68.6%。
4回目は一日当たり1万5千人。累計58,335,988人
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 人口100万人当たり医療事故報告数、2022年の最多は宮崎県 <日本医療安全調査機構>
日本医療安全調査機構は3月23日、2022年の「医療事故調査・支援センター 年報〈事業報告〉」を公表、医療事調査告制度が始まった2015年10月から2022年末までに報告された医療事故は2,548件で、その87.2%で院内調査が完了していることが明らかになった。都道府県別の人口100万人当たり事故報告数では、2022年は宮崎県の5.3件(前年比0.4件増)が最多だった。以下、三重県5.1件(同0.1件減)、京都府4.7件(同0.5件減)、大分県4.5件(同0.3件減)、沖縄県3.9件(同0.1件増)と続く。少ないほうは、福井県1.1件(同0.1件増)、山梨県1.4件(同増減なし)、埼玉県1.6件(同0.1件減)鹿児島県1.7件(同0.1件減)、高知県1.8件(同0.3件減)などとなっている。事故の原因となった医療内容としては、分娩を含む手術:141件が最多で、全体の47.0%を占める。以下、処置28件(9.3%)、徴候・症状の診察25件(8.3%)、輸血を含む投薬・注射18件(6.0%)など。
◎参考サイト:医療事故調査・支援センター 年報 2022年【PDF】
- HPKIカード、医師の6割が未取得、2割が「わからない」 <ファストドクター社>
ファストドクター株式会社は3月16日、医師を対象としたHPKIカードの取得状況などに関する調査結果を公表した。HPKI(Healthcare Public Key Infrastructure)カードとは、保健医療福祉分野で公的資格の確認機能を有する電子署名や電子認証を行うために必要な「医師資格証」で、日本医師会電子認証センターが発行する。1月に始まった電子処方箋の取扱いにも必要となるが、その認識について尋ねたところ、「認識している」35.9%に対し、「認識していない」が64.1%だった。取得状況については「取得している」6.9%、「現在、審査または発行待ち」9.4%である一方、「取得していない」61.7%、「HPKIカードが何かわからない」22%という結果だった。また、未取得の医師に今後の取得意向を尋ねたところ、「今後、取得予定」は39.8%に過ぎず、「未定」44.6%、「取得予定はない」15.6%と、取得意向が定まっていない傾向が見られた。ファストドクター社は、医療機関に向けて「往診救急事業」「臨時当直医事業」を展開している会社で、調査は、同社プラットフォームに登録している医師のうち、アンケート調査への協力が得られた277名を対象に、今年1月に実施した。
◎参考サイト:プレスリリース
◎参考サイト:日本医師会 電子認証センター
(公開日 : 2023年03月31日)