風通しの良くなるスキル【SAMPLE】

No.8 承認欲求の水準を下げるとともに自己効力感を高める


米国の心理学者、アブラハム・マズローの欲求5段階説というものがある。 人間の欲求は、生理的欲求、安全の欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求という5段階のピラミッドのように構成され、低階層の欲求が満たされると、次に高い階層の欲求が現れるという。つまり、人には最も高い次元の欲求として自己実現があり、その前段階として承認欲求が満たされなければならないということになる。

他者・周囲から認められたい、高く評価されたいという承認欲求は、職場や家庭など幅広い場面で沸き起こるものである。誰もがもつ通常の欲求と言える。 しかし、承認欲求が強くなりすぎると、自分の考えが認められなかった時に怒りや悲しみが生まれてしまい、人間関係に悪影響が及んでしまう。 上司部下間のパワハラ問題や、夫婦間のトラブルの背景には、相手に対する承認欲求が満たされないことも大きく関係していると言われる。

※2022年4月20日掲載記事。


記事の続き、最新の記事をご覧になりたい方は、是非Obeliskへご入会下さい。

高い視点と広い視野”デジタルマガジン”「オベリスク」
Obelisk
診療報酬のことから身近なこと、法律のことまで。医療関係者に役立つ多様な情報やニュースを日々配信する”デジタルマガジン” 。
(公開日 : 2023年04月01日)