塚田智のデジタルリスクマネジメント十ヵ条【SAMPLE】

[RMG10]リモート接続のリスクを考えるヒント十ヵ条

1. 厚労省は、ランサムウエアによる医療機関へのサイバー攻撃が相次いでいるとして、全国の病院のサイバーセキュリティの実態調査を開始すると発表した。 今後医療機関のサイバーセキュリティ問題は、大きな関心を呼ぶと思われる。

2.デジタルリスクマネージャーにとってリモート接続に係るファイアウォールの脆弱性は、常日頃から感じられることである。機能やシステムの保守管理上、リモート接続は回避できないものである。しかし、そのリスクを最小にしておくことは、デジタルリスクマネージャーの職務である。ここで原点に立ち戻って、リモート接続のID管理について再学習をしておきたい。

3.医療施設へ外部からリモート接続するのは、次に挙げるように、主にサーバーとアプリケーションの保守作業が目的である。
● サーバーのハードに問題ないか確認する。
● CPU、メモリー、ストレージの利用状況を確認する。
● アプリケーションプログラムを更新する、または更新のためのファイルを配布する。
● システムの設定を変更する、または障害を調査し修正する。
● 標準的なマスターや、薬品添付文書などのデータを更新する。

4.上記の作業は、業者から医療施設へリモート接続し、オンライン環境で実施される。

※2022年1月14日掲載記事。


記事の続き、最新の記事をご覧になりたい方は、是非Obeliskへご入会下さい。

高い視点と広い視野”デジタルマガジン”「オベリスク」
Obelisk
診療報酬のことから身近なこと、法律のことまで。医療関係者に役立つ多様な情報やニュースを日々配信する”デジタルマガジン” 。
(公開日 : 2023年04月01日)
日本商工会議所プログラミング検定研究会監修  C言語で未来を動かせ!
日商検定対策プログラミング応用講座-C言語編-
「日商プログラミング検定 STANDARD(C言語)」の合格を目指しながら、プログラミングの基本や考え方を丁寧に学べます。忙しい方でも無理なく進められるカリキュラムで、C言語の“しくみ”を理解して、“使える力”へ。「これからプログラミングを始めたい方」にも、「仕事に活かせるようになりたいという方」にもおすすめです。
日本商工会議所プログラミング検定研究会監修 Pythonで広がる可能性!
日商検定対策プログラミング応用講座-Python編-
「日商プログラミング検定 STANDARD(Python)」の合格を目指しながら、プログラミングの基礎から丁寧に学びます。日々忙しい方でも無理なく続けられるよう設計された、Python初心者向けの入門コースです。体系的な学びを通じて「なんとなく知ってる」ではなく「しっかり使える」スキルを身につけられます。
日本商工会議所プログラミング検定研究会監修 はじめての一歩はここから!
日商検定対策プログラミング基礎講座
「日商プログラミング検定 BASIC」の合格を目指し、プログラミングに必要な基礎知識を幅広く学べる入門コースです。未経験からでも安心して始められるカリキュラムで、年齢・業種・職種を問わず、どなたにもお勧めです。これからの時代に求められる“デジタルの基礎力”を、今こそ身につけてみませんか?