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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年4月14日のヘッドライン

  • 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。ポストコロナ増税第一弾、75歳以上の医療保険料。
    2024年度は年金収入211万超の人が対象。月350円程度の値下げ。
    2025年度からは、年金収入153万円超の人に拡大。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は18人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者3千人。累計は86,422,541人。接種率68.6%。
    4回目は一日当たり5千人。累計58,449,286人。
    ———————————————————–
    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 新たな抗菌剤の研究開発に向け促進策を開始 <厚生労働省>
    厚生労働省は3月29日に開催された有識者による検討会で、新たな抗菌薬の研究開発を促すための、製薬企業に対する支援策について説明した。日本における抗菌薬の承認数は、1990-1999年には27品目あったが、2010年-2019年には11品目にまで減少している。抗菌剤には、開発コストに見合う高い薬価が付かず収益性が低い、薬剤耐性を防ぐため販売面に制約があり収益予見性も低いといった理由からだ。薬剤耐性菌が次々と出現するなか、こうした状況を打開するため厚労省は、専門家の評価により予測された売上高より実際の売上高が下回った場合、その差額を補助する支援策を始める。まず23年度には、支援策の有効性を検証して対象薬剤の拡大などを検討する。
    ◎参考サイト:抗微生物薬の市場インセンティブに関する検討会(第1回)資料

  • 抗菌薬の薬価、「適切」より「安い」と思う医師が上回る <日本医療政策機構>
    日本医療政策機構は3月31日、「持続可能な薬剤耐性(AMR)対策に向けた原稿体制の改革に向けた意識調査」の単純集計結果を発表した。調査は、感染症医療に従事する医療者を対象に昨年11月に実施され、391人(医師72人、薬剤師72人、臨床検査技師247人)から回答を得た。日本化学療法学会、日本感染症学会、日本臨床微生物学会、日本環境感染学会により「キードラッグ」に指定された抗菌薬の薬価について医師に尋ねたところ、「適切である」が40.3%に対し、「安い」が45.8%と上回った。抗菌薬を安定的に使用できる環境にするために、薬価の上昇が必要かを、同じく医師に聞いたところ、「必要」が54.2%、「薬価の上昇以外の対応策が必要」が45.8%だった。
    ◎参考サイト:調査報告

(公開日 : 2023年04月14日)
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