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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2023年4月19日のヘッドライン
- 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。アフターゼロコロナの中国経済、鈍いスタート。対露効果も見えず。
1~3月期GDP前年比4.5%、年間目標の「5%前後」の下限。
発表した国家統計局は「国際環境が複雑で、国内需要も不足している。
回復の基礎は盤石ではない。」とコメント。
経済主体に舵を切った中国共産党の次の一手が注目される。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は20人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者4千人。累計は86,435,104人。接種率68.6%。
4回目は一日当たり1万4千人。累計58,477,971人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 新型コロナウイルス、都内でXBB系統が初めて5割超える <東京都>
東京都が4月13日に公表した、都内における新型コロナウイルスのゲノム解析結果で、3月21日~27日の週、XBB系統の割合が初めて5割を超えたことが明らかになった。内訳はXBB.1.5が33.2%、XBB.1.9.1が10.9%、XBBが7.4%で、計51.5%。昨夏以降、感染の中心となってきたBA.5系統は、9.8%にまで減っている。
◎参考サイト:変異株について(東京都福祉保健局)
- 岸田首相に、医療・介護従事者の賃上げに向けた対応などを要請 <松本日医会長>
日本医師会の松本吉郎会長は4月11日、総理官邸を訪れ、岸田首相と会談を行った。会談の中で松本会長は、政府の方針に沿って産業界で賃上げが進む中、労働力人口6,900万人の約12%に当たる医療・介護従事者約800万人についても、賃上げの実現に向けた対応が必要であると説明。「診療報酬・介護報酬という公定価格により運営する医療機関等は、物価高騰、賃上げを価格に転嫁することができず苦心している。対応には十分な原資が必要」と述べ、2023年度における緊急的な措置と、2024年度のトリプル改定における配慮を強く要請した。これに対し岸田首相は、「国民負担とのバランスや患者の受診動向を踏まえながら、政府としてどういった対応ができるか検討していく」と述べた。また松本会長は、医師の働き方改革にも言及。改革に当たっては、「地域医療の継続性」と「医師の健康への配慮」の2つを両立させることが重要であると説明。特に、賃上げ等を含めた労働環境の改善など、「地域における産科・救急医療機関が減らないような対応」を求めた。岸田首相はこの点についても一定の理解を示し、仮に懸念が現実になった場合に政府として何ができるのかも併せて考えていく意向を示した。
◎参考サイト:日医on-line
(公開日 : 2023年04月19日)