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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年8月11日のヘッドライン

  • 2022年、看護職の給与データを公表 <日看協>
    日本看護協会は8月4日、2022年における看護職の基本給与額・税込み給与総額のデータを公表した。「病院看護・助産実体調査」の結果を用いたもので、平均値は以下のとおりとなっている。▼高卒+3年課程卒新人(基本給20万3,276円/税込給与総額26万3,711円、以下同)▼大卒新人(20万9,616円/27万1,730円)▼勤続10年、31~32歳、非管理職(24万6,770円/32万4,446円)。開設主体別、病床規模別のデータも公表されており、日看協では、自施設の賃金水準の把握および看護職員の処遇改善のために活用することを求めている。
    ◎参考サイト:看護職の給与に関するデータ

  • 外国人患者受入れ医療機関の2割で未収金が発生 <厚生労働省>
    厚生労働省は7月28日、「令和4年度 医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」の結果を公表した。全国の約5,000病院、約1500クリニックが回答した同調査から、未収金の状況を見てみると、2022年9月の1カ月間に、外国人患者の受け入れ実績があったのは2,352病院。その19.9%に当たる469病院で未収金が発生していた。1病院あたりの発生件数・未収金総額の平均は、3.9件・21.3万円だったが、一部に500万円超というところもあった。1件当たりの未集金額の多く(83.2%)は5万円以下だったが、100万円超というケースも見られた。そのほか、外国人患者の医療費請求に当たっては、通訳等のコストとして1点単価を割り増しすることが許されているが、多くの医療機関は1点=10円のままで請求していることなども、今回調査で明らかになった。
    ◎参考サイト:医療機関における外国人受入に係る実態調査 概要版【PDF】

(公開日 : 2023年08月11日)
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