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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年8月30日のヘッドライン

  • 健康第一、換気・うがい・手洗いで。日本の出生数、今年も80万人未満か。
    上半期出生数は37万人で、前年比3.6%減。死亡数は79万人。半年で差引42万人の人口減、年間では80万人超の人口減の見込み。
    少子化、人口減の流れ止まらず。厚労省の人口動態速報による。

  • 「出産費用の見える化」サイトの表示イメージ案を公開 <厚生労働省>
    厚生労働省は8月23日、「出産費用の見える化」について、実際のウェブサイトの表示イメージの案を公開、意見公募を開始した。意見は9月3日まで受け付ける。あわせて、出産費用の見える化は、社会保障審議会医療保険部会の「議論の整理」でとりまとめられ、2024年度からの実施される予定。「議論の整理」では、妊婦が費用やサービスを踏まえて適切に医療機関等を選択できる環境を整備するために、医療機関等ごとの出産費用の状況のみならず、その医療機関等の特色やサービスの内容なども併せて厚生労働省のウェブサイトで情報提供を行うこととされている。
    ◎参考サイト:出産費用の見える化ウェブサイトに対する御意見募集(パブリックコメント)の実施について

  • COVID-19診療の手引き、第10.0版を公表 <厚生労働省>
    厚生労働省は8月21日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第10.0版」を公表した。今回の改訂ポイントを以下のとおり。重症化リスク因子・小児例の特徴・妊婦例の特徴を更新/マネジメントの記載を「重症度別」の記載から、「外来診療」「入院診療」「集中治療」にまとめなおし、内容を更新/抗ウイルス薬・中和抗体薬・免疫抑制・調節薬・妊婦に対する薬物療法を更新/国内外で開発が中止された主な薬剤を更新/医療従事者の就業制限を追加/退院基準・解除基準の内容を感染予防策を実施する期間として更新。この中で医療従事者の就業制限については、COVID-19が5類移行となり、感染症法上の就業制限はなくなったが、医療機関や高齢者施設などでは、スタッフが感染した場合、一定期間の就業制限などを引き続き行うよう、要請している。
    ◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第10.0版【PDF】

(公開日 : 2023年08月30日)
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