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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年12月14日のヘッドライン

  • 健康第一、換気・うがい・手洗いで。認知症新薬レカネマブ、12月20日から保険適用。年298万円。
    適用の軽度認知症障害、投与期間は1年半、2週に一度の1時間点滴。
    患者負担は個人によって差はあるが、年間14万4千円程度。
    医療側に高額となる保険査定リスクと副作用の壁。メーカーのエーザイは本年度内400人の普及を目指す。

  • 個人立も参加できる地域医療連携推進法人の新類型で、留意事項示す <厚生労働省>
    来年4月1日から、地域医療連携推進法人に個人立医療機関も参加でき、簡素なルールが適用される新たな類型が加わる。それに伴い厚生労働省は12月8日の事務連絡で、留意事項を都道府県に示した。事務連絡では、個人立医療機関は個人用資産と医療用資産の分離が困難であること等に鑑み、カネの融通(資金の貸付・出資)は不可で、可能なのはヒト・モノの融通のみとすること、公認会計士又は監査法人による外部監査を原則として不要とし、また、参加法人が重要事項を決定する場合の地域医療連携推進法人への意見照会のうち、「予算の決定又は変更」「借入金借り入れ」「定款又は寄付行為の変更」の事項は不要とすることを示した。
    ◎参考サイト:個人立の医療機関等が参加法人等として参加できる地域医療連携推進法人に関する留意点について(事前連絡)【PDF】※日本病院会のサイト

  • 咽頭結膜熱の説明文で「プール熱」を修正 <厚生労働省>
    厚生労働省は先ごろ、サイト上での咽頭結膜熱に関する説明文で「プール熱」に関する記述を修正。「プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、プール熱と呼ばれることもありましたが、近年ではタオルの共用が減った等の理由からプール利用における集団感染の報告は見られなくなってきています」との記述を追加した。日本水泳連盟、日本スイミングクラブ協会、日本マスターズ水泳協会の要望を受けたもの。3団体の代表は11月29日、厚生労働大臣政務官塩崎彰久氏に対し、「プール熱」の俗称が誤解や偏見を招くとして、使用を控えるよう要望書を提出している。
    ◎参考サイト:咽頭結膜熱について(厚生労働省)
    ◎参考サイト:日本水泳連盟・トピックス

(公開日 : 2023年12月14日)
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