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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年12月27日のヘッドライン

  • 健康第一、換気・うがい・手洗いで。増税目立たぬように社会保険料から。
    厚生年金保険料月収66万5千円以上の加入者が対象。2024年末までに結論。
    一方国民年金保険料は子供1歳まで免除。財源補填は「支援金」で。
    実施は2026年度中。いずれも社会保障審議会で。

  • 実質改定率+0.88%は「医療界が一丸となって対応した結果」 <三師会合同記者会見>
    12月20日、2024年度診療報酬改定は、賃上げや入院時の食費対応などで+1.13%、医療費適正化の▲0.25%を差し引き、実質改定率+0.88%で決着した。これを受けて、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会は合同記者会見を開いた。日本医師会の松本会長は、「さまざまな主張や議論を踏まえた結果であり、必ずしも満足する結果ではないが、率直に評価をさせていただきたい」と述べた。日本歯科医師会・高橋英登会長、日本薬剤師会・山本信夫会長も同様に、この結果について一定の評価を下した。松本会長はまた、「医療界が一丸となって対応した結果」であることも強調した。医療費の効率化・適正化として盛り込まれた、「生活習慣病を中心とした管理料、処方箋料等の再編等」については、「適正化の中身は診療所のみではない」とし、中医協などでの今後の論議を注視する考えを示した。
    ◎参考サイト:日医on-line

  • 来年10月から、長期収載品の保険給付に選定療養導入 <厚労省>
    長期収載品の保険給付に選定療養が導入されることが、12月20日、武見厚労相と鈴木財務相による折衝で正式に決まった。選定療養の対象となるのは、「後発医薬品の上市後5年以上経過したもの」または「後発医薬品の置換率が50%以上となったもの」。後発医薬品の最高価格帯との価格差の4分の1を患者が負担することになる。2024年10月から施行される。
    ◎参考サイト:診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬改定について

(公開日 : 2023年12月27日)
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