中村十念の考えるヒント十ヵ条

Obelisk(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.51 相手を説得する技術を考える十ヶ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


1.国会での論戦を見ると、討論するのがいかに困難かが良くわかる。むしろ合意しないことが目的とされ、スレ違い議論を楽しんでいるかのように見える。

2.議論は意見の発言から始まる。意見のもとになるのは本人の価値観である。価値観は十人十色である。十人十色といっても、全くの自由という訳ではなく、世間の常識とか法の定義、知識等に影響を受けている。
そこにある事実が発生すると、その事実に対して価値観の評価が始まる。事実はひとつのはずであるが、これがまたいろいろに見える。

3.価値観による評価が理屈によって表現されるのが意見。「ダメなものはダメ」のように無理屈や意味不明の屁理屈がある。

4.違う意見があって初めて討論が始まる。討論になると勝ちを収めて合意形成に至らなければならない。
討論手段は三段論法が一般的である。A=B B=CならばA=Cという有名な算式の応用である。
Aが前提(価値観)、Bが事実(その評価)、Cが結論(意見)という構造である。

5.これからすると意見の相違は前提(価値観)が違うか、事実(その評価)が違うか、あるいはその双方が違うかによって生じていることになる。 ・・・

Obeliskのeアカデミアコースでは、マネジメントを”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。ここではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非Obeliskのeアカデミアコースへご加入ください。

(公開日 : 2024年03月07日)
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