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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年3月7日のヘッドライン

  • 健康第一、換気・うがい・手洗いで。人口減の中、生活保護申請4年連続増加。
    2023年分25万5千件、前年比7.6%の増加。2023年12月の総受給者数は165万4千世帯で過去最高。
    半数が高齢者単身。所得減と物価高の影響大きいとの見方が一般的。

  • 流通改善GLを改訂、医療上必要性高い品目の単品単価交渉など求める <厚生労働省>
    厚生労働省は3月1日、「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン」の改訂版を公表、関係各所に通知した。改訂版GLでは、「医薬品の安定供給」を確保する観点から、特に医療上の必要性の高い医薬品(基礎的医薬品、安定確保医薬品(カテゴリーA)、不採算品再算定品、血液製剤、麻薬、覚醒剤及び覚醒剤原料)については、価格交渉の段階から別枠とし、個々の医薬品の価値を踏まえた単品単価交渉とすることとしている。また、これまでも単品単価交渉を行ってきた新薬創出等加算品等についても、引き続き単品単価交渉を行うものとし、「流通改善が後戻りすることのないようにすること」を、卸、保険医療機関・保険薬局に求めている。
    ◎参考サイト:「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン」の改訂について【PDF】

  • 2023年の医家向け医薬品市場、初めて11億円を超える <IQVIAジャパン>
    2023年、日本の医家向け医薬品市場の規模が11兆2,806億円となったことが、IQVIAジャパンが2月26日に発表した「IQVIA 医薬品市場統計」で明らかになった。05年の統計開始以来、11兆円を超えたのは初めてで、薬効別の売上は、抗腫瘍剤1兆9368億円(前年比10.5%増)、糖尿病治療剤7,146億円、免疫抑制剤6,109億円の順。また製薬企業別の順位を、販促会社レベル(MRによる情報提供活動を通じて販促活動を行っている製薬企業)で見ると、中外製薬(5,460億円)が3年連続トップを維持し、2位はアストラゼネカ(4,960億円)、3位は第一三共(4,706億円)だった。売上上位20社中、前年比+10%以上の高成長を記録した企業は、第一三共(前年比+12.0%)、4位のMSD(4,668億円・+25.0%)、16位のサノフィ(2,259億円・+11.9%)の3社だった。売上げ上位10製品で1,000億円超は、22年までは6製品だったが、23年はベクルリー(キリアド・サイエンシズ)がランクアウト。かわりに、4位にラゲブリオ(MSD/1,280億円)、6位にイミフィンジ(アストラゼネカ/1,097億円)がランクインし計7製品となった。トップはオプシーボ(小野薬品工業/1,661億円)、2位はキイトルーダ(MSD/1,593億円)、3位はリクシアナ(第一三共/1,315億円)だった。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2024年03月07日)
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