中村十念の考えるヒント十ヵ条
Obelisk(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。
[MG10]No.53 稟議力を考えるヒント十ヶ条
(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念
1.2000年になる前までは、企業や組織には稟議書が溢れていた。ところが今、確かなデータがある訳ではないが、ビジネス界において稟議書が激減しているという。
2.仕事は常に刷新されなければならない。稟議書はその刷新の、今で言うイノベーションの入口である。稟議書が減っているということを信じるならば、ビジネス界から思考力や表現力が失われていることを意味する。 それは大変なことだ。思考力と表現力がなければ物事は始まらない。聞くと稟議書の型さえ知らない人がいるという。役に立つかどうかわからないが、急ぎ私が学んだ型を伝えなくてはならない。
3.まず1行目に、やりたい事を簡潔に書く。 この一行目はヘッドラインと重なることも多い。従って読む側の気を引くような言葉を選びたい。また提案する理由もここで述べる。提案理由が数値化されていると目を引きやすい。
4.2番目に、いつからいつまでやるのかの作戦の期間を書く。今こそ天の時だと言われぬまでも、絶好のタイミングであるという理由付けは必要だ。
5.3つ目は、それを実行するマンパワーについて述べる。自分ひとりでやるのか、チームでやるのか、他と連携するのか等を書く。指揮命令系統についても定める。 ・・・
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