オベリスク F/U

Obelisk フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年5月13日のヘッドライン

  • 次々に発覚する弱者向けサービス会社の不正。
    障害者向け福祉サービス会社の「恵」は食材費を水増し請求。
    精神障碍者向け訪問看護事業者の「ファーストナース」は診療報酬の過剰請求。
    どちらも全国に100以上の拠点を構える大規模チェーン。

  • 9価HPVワクチンやキャッチアップ制度を解説する動画を公開 <日本医師会>
    日本医師会は5月1日、動画「教えて!日医君!HPVワクチン②~知っていますか?若い世代に増えている子宮頸がん~」を、公式YouTubeチャンネルで公開した。動画の中では、釜萢敏常任理事が日医の公式キャラクターである日医君の質問に答える形で、9価のHPVワクチンとキャッチアップ制度などについて分かりやすく解説している。また待合室などで放映するため、希望者に動画データ(MP4ファイル)も無償頒布している。
    ◎参考サイト:日医on-line
    ◎参考サイト:教えて!日医君!HPVワクチン2~知っていますか?若い世代に増えている子宮頸がん~

  • 日本人のマスク着用、「私がしたいから」<大阪大>
    大阪大学は4月18日、人間科学研究科/大阪大学感染症総合教育研究拠点の三浦麻子教授らの研究グループが、日本人がマスク着用を続けるのは「自分がしたいから」という動機が大きいとする研究結果を公表した。研究グループは、2022年から実施しているパネル調査データから、2023年2月~10月のデータを分析した。この期間は、マスク着用が個人の判断(2023年3月)となり、新型コロナが5類に引き下げられる(2023年5月)という「アフターコロナ」を決定づける時期を含む。日本人のマスク着用率の推移とそれに対する社会的規範の影響を分析した結果、マスク着用率は、政府による着用ルールや行動制限全体の緩和後も急減しなかったことが判明した。またマスク着用の動機は、「政府が推奨している」という命令的規範の遵守というより「私がしたいから」という個人の判断によるものであることも明らかになったという。研究チームでは、「周囲が着用しているという記述的規範はマスク着用率を高める方向に作用していたが、同調圧力というほどは強くなかった」としている。
    ◎参考サイト:阪大・研究専用ポータルサイト

(公開日 : 2024年05月13日)
高い視点と広い視野”デジタルマガジン"「オベリスク」
Obelisk
診療報酬のことから身近なこと、法律のことまで。医療関係者に役立つ多様な情報やニュースを日々配信する"デジタルマガジン" 。