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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2024年7月24日のヘッドライン
- アマゾン処方薬ネット販売に参入。本屋が消えて次は薬局が消える?
安全性にも問題。処方薬の調剤間違いはどこでも発生する可能性。
アマゾン配達員は迅速に対応可能?
政府は見切り発車をしているところがないかアマゾンシステムの詳細わたる身体検査を行うべし。
- 長期収載品に係る選定療養で「医療上の必要性」や患者負担額の計算方法示す <厚労省>
医療上の必要性がないにもかかわらず、患者が先発品(長期収載品)を希望した場合、後発品との差額の4分の1を患者が負担する選定療養の仕組みが10月1日から導入される。厚労省は7月12日、この「医療上の必要性」の具体的内容について疑義解釈で明らかにするとともに、選定療養による患者の特別負担額計算方法の詳細を示した。「医療上の必要性」については、先発・後発品で薬事上承認された効能・効果に差異があったり、後発品だと副作用や他の薬剤との相互作用が懸念されたりする場合などが該当する。また特別負担額は「厚労省マスタ」の数値を用いて、計算していくことになる。
◎参考サイト:長期収載品の処方等又は調剤の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について(その1)【PDF】
◎参考サイト:長期収載品の処方等又は調剤に係る選定療養における費用の計算方法について【PDF】
- 医師の働き方改革で、院長、管理職向けのオンライン研修を開催 <厚生労働省>
厚生労働省は7月から来年2月にかけて、医師の働き方改革に関する「トップマネジメント研修」を複数回、オンラインで開催する。病院長、マネジメントに従事する幹部医師、事務長を主な対象とし、改革に取り組んでいる病院の事例紹介などを行う。時間は各回14:00~16:30を予定。初回は7月29日で、東大医学部附属病院と岡山大学病院の働き方改革の事例を紹介する。開催日の3営業日前または各回定員になり次第、自動的に受付は終了する。受講証明書も発行され、評価センター受審の際の評価項目である、「少なくとも年に1回は、病院長を含む医療機関内の管理職層に対して、医療機関の管理者としての人事・労務管理に関する外部のマネジメント研修を受講、または外部からの有識者を招聘し研修を実施している」ことを証明することができるという。興味のある事例発表の回があれば、回数にとらわれず何回でも申し込むことができる。
◎参考サイト:トップマネジメント研修のご案内
(公開日 : 2024年07月24日)