中村十念の考えるヒント十ヵ条

Obelisk(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.58 裁判と経営の関係がわかるヒント十ヶ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


1.経営の目的は価値創造活動であるとする岩尾俊兵さんの考え方がある。全ては経営が出来ているという考えだ。その考えからすると、人と人との争い事の終着駅であるである訴訟は、どう捉えられるのであろうか。

2.以前勤めていた職場からの人材引き抜き、という比較的よくある訴訟例を考えてみる。 コンサルタントをめぐる争奪戦(引き抜き)が起こり、訴訟になった。原告はA社(大手コンサル会社)、被告は甲さん(前にA社の執行役員)。 A社所属のコンサルを甲さんが引き抜いたというのが訴因。

3.争点は、甲さんがA社在職中の本人を縛る規定に、退職後も社員引き抜き禁止のルールがあったかどうかというもの。

4.一審ではA社はあったとし、Bさんは捏造だと主張したが、A社の勝ちとなった。Bさんの賠償金は1億2,000万円。

5.二審では、ある憲法学者から出された「意見書」により大きな転機が訪れる。その意見とは 電磁的記録一般の改変が容易である以上、裁判所としては、その証明力に一定の 疑いを抱いて審理に臨むべきである、とするものであった。 ・・・

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(公開日 : 2024年10月03日)
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