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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年10月25日のヘッドライン

  • 5類移行後のコロナ年間(2023年5月~2024年4月)死者数3.2万人。
    未だにピーク時の死亡者4.8万人の約7割、収束には程遠く。
    死者数のうち97%が65歳以上の高齢者。厚労省発表の人口動態統計から推計。
    喉元過ぎれば熱さを忘れる日本人、今年4月からの原則コロナ助成消滅も、選挙の争点にすらならず。

  • 健診で脂質異常症を指摘されても、8割は未受診 <筑波大>
    筑波大学は10月8日、健診で脂質異常を指摘された後の医療機関受診率が非常に低い現状を明らかにするとともに、未受診の可能性が高い集団の特徴を見出したと発表した。同大医学医療系/ヘルスサービス開発研究センターの田宮菜奈子教授らの研究グループは、茨城県の国保加入者のうち、特定健診で脂質異常を指摘された人の追跡データを解析。その結果、脂質異常症に関して健診後半年以内に医療機関を受診していた人の割合はわずか18.1%だった。また異常が比較的軽度であった人(LDLコレステロール値が140〜160mg/dL)では15.7%と、より未受診者の割合が高かった。もっとも、異常値の度合いが大きかった人(LDLコレステロール値が180mg/dL以上)においても受診率は23.6%にとどまり、8割近くの人は受診していなかった。さらに、「若年者」「男性」「飲酒習慣が時々ある者」「公共施設で健診を受けた者」「自覚症状がなかった者」「健診で他の異常を指摘されなかった者」「健診前の医療機関受診や薬の処方がなかった者」は、より医療機関を受診しなかったことが明らかになった。研究グループでは、これらの結果について、「受診を促す働きかけに役立つことが期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

  • 職員個人所有のPCに外部から不正アクセス <安佐市民病院>
    広島市立北部医療センター安佐市民病院は10月11日、職員の個人所有のパソコンが外部から不正アクセスされたことを明らかにした。事案が発生したのは10月9日の17時半ごろ。院内のインターネット回線に接続された職員の個人所有パソコンが、外部から不正アクセスされ、ファイルが閲覧できなくなったという。当該パソコンには、患者に関する情報を含むファイルが保存されていたが、電子カルテシステムなどの医療情報とは接続されていなかった。現時点では、情報漏洩は確認されていないという。同院では、被害状況について引き続き調査を進めるとともに、職員に対し注意喚起を行うなど、再発防止に取り組んでいくとしている。
    ◎参考サイト:おしらせ

(公開日 : 2024年10月25日)
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