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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2025年4月16日のヘッドライン

  • トランプ関税問題、日本へのディーリングの品目はアラスカ原油開発への投資の可能性。
    それを知る石破首相、関税対策には「慌てず、騒がず」の態度。与党も野党もそれに追随。
    石破降ろしは消滅。交渉役に赤沢大臣起用も納得。この交渉は巨額費用のため裏交渉だが、トランプポロリ発言で表面化の可能性。

  • 物価高騰で経営状況が悪化している医療機関等への優遇融資継続 <福祉医療機構>
    医療福祉機構は4月9日、物価高騰により経営状況が悪化している医療機関等に対する経営資金、長期運転資金の優遇融資(医療貸付・福祉貸付)を、2025年度も継続、拡大することを明らかにした。対象となる施設・事業は、①前年同月などと比較して、物価高騰による費用の増加等のため収支差額の減少や経常赤字の状況にある施設・事業、②①に加え、職員の処遇改善に資する加算等を算定し、職員の処遇改善の取り組みを行っており、経営改善計画書を提出した施設・事業(医療貸付のみ)③①②に加え、病床数適正化支援事業に係る事業計画(活用意向調査)の提出を行った施設または地域医療構想調整会議において合意を得て、地域のニーズを踏まえた再編・減床を行う施設・事業――となっている。貸付金の限度額は、病院7.2億円、介護老人保健施設と介護医療院1億円、その他の施設・事業が4,000万円。
    ◎参考サイト:物価高騰の影響を受けた施設等に対する経営資金又は長期運転資金のごあんない

  • 乳がんサバイバーの多くは、非がん疾患のリスクが高い傾向 <筑波大>
    筑波大学は4月1日本、乳がんサバイバーの多くは、非がん疾患のリスクが高いとする研究結果を公表した。同大の研究チームは、株式会社JMDCが全国の健康保険組合から収集している医療レセプトデータを基に、2万4,017人の乳がんサバイバー(平均年齢50.5歳)と9万6,068人の同年齢の一般女性を比較した。結果、乳がんサバイバーは、心不全、心房細動、骨粗鬆症性の骨折、その他の骨折、消化管出血、肺炎、尿路感染症、うつ・不安にかかるリスクが一般女性に比べ高いことが明らかになった。また、これらの病気の多くは乳がんの診断から比較的早期(1年以内)に発症するリスクが高い一方、骨折については時間が経ってから発症するリスクが上昇することが示されたという。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2025年04月16日)
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