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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2025年4月25日のヘッドライン

  • 米大統領命令対民主党、法的闘争へ。
    民主党系12州政府が、関税政策の違法性を国際通商裁判所に提訴。
    トランプ政権は判事の大半を握る連邦最高裁や米国議会を通じて対応措置。
    内政に対露停戦ディーリングや対中恫喝事案が絡み、複雑な様相となる。
    困り果てるG20、方向性出すも迫力なし。

  • 女性の低体重や低栄養に対する新たな疾患概念「FUS」を提唱 <日本肥満学会>
    日本肥満学会は4月17日、18歳から閉経前の女性の低体重や低栄養に対し、新たな疾患概念を確立する必要性を提唱、FUS(Female Underweight/Undernutrition Syndrome=女性の低体重/低栄養症候群)と命名されたこの疾患概念の定義は、「低体重または低栄養の状態を背景として、それを原因とした疾患・症状・徴候を合併している状態」となっている。診断基準については、日本小児内分泌学会や日本産科婦人科学会など5学会とワーキンググループを立ち上げ、低体重や低栄養がもたらす健康障害の全体像を明確にし、診断基準の設定を試みたが、エビデンスが不足していることもあり、現時点では疾患概念としての枠組みを提示することに留めている。FUS の概念設定の本質的な目的は「明らかな他疾患では説明できない、主に低体重・低栄養が背景となった多彩な健康障害」に着目し、早期発見・予防・介入の枠組みを構築することにあるという。また、摂食障害や二次性の低体重 (甲状腺機能亢進症・悪性疾患など)はFUS として捉えるべきではなく、原疾患に対する治療を優先すべきともしている。なお同日には、医薬品卸大手のスズケンが、一般/医療・介護従事者向けサイトの開設など、FUSの認知・理解促進を支援する方針を明らかにしている。
    ◎参考サイト:女性の低体重/低栄養症候群(FUS)ステートメント【PDF】
    ◎参考サイト:ニュースリリース(スズケン)【PDF】

  • 日本の総人口、14年連続で減少 <総務僧>
    2024年10月1日現在の日本の総人口は1億2,380万2,000人で、2011年以降、14年連続で減少していることが4月14日に総務省が発表した人口推計で明らかになった。15歳未満人口と65歳以上人口が総人口に占める割合は、それぞれ11.2%(過去最低)と29.3%(過去最高)となった。都道府県別でみると、前年より増加したのは東京都(+0.66%)と埼玉県(+0.11%)だけだった。
    ◎参考サイト:人口推計の概要

(公開日 : 2025年04月25日)
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