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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年5月7日のヘッドライン
- 自衛隊の前線化、既に水面下で能力整備進行中か。
防衛省のパワハラ訴訟で実戦対応用武器配備浮上。
アメリカ製の無人高性能偵察機「グローバルフォーク」3機の配備既実施。
青森県三沢基地に、偵察航空隊も発足。ここに転配となった3等空佐が職場不適応となり、訴訟化する中で判明。
組織的実戦軍隊化と、それを想定していない自衛官個人との精神的軋轢激しく、訴訟事案増加を指摘する声も。
- 訪問看護でのカスハラ、6割以上が「あった」と回答 <全国訪問看護事業協会・日本訪問看護財団>
全国訪問看護事業協会と日本訪問看護財団は、合同で訪問看護におけるカスタマーハラスメントの状況を調査、4月25日にその結果を公表した。両団体の会員を対象に4月に実施、2,628カ所のステーション管理者から回答を得た。職員が過去にカスハラを受けたと回答した管理者は64.2%に上った。受けたハラスメントの種類を複数回答で尋ねたところ、「威圧的な言動」が85.3%と最多。以下、「精神的な攻撃」66.9%、「性的な言動」59.0%と続く。また、訪問介護でハラスメントを受ける可能性が高いリスクを、同じく複数回答で挙げてもらったところ、「1対1または1対多の環境面でのリスク」が88.7%ともっとも多かった。そのほかで多かったのは、「サービスの範囲を理解していないこと(過剰なサービス期待等)に起因するリスク」72.8%、「違法行為や暴力行為等が過去にあった方への訪問リスク」61.2%などだった。自由記載では、「認知機能低下や精神疾患などによる勘違いや理解度の問題」「認知症のある男性のセクハラへの対応が難しい」といった声が寄せられた。
◎参考サイト:訪問看護におけるカスタマーハラスメントの状況調査結果 - 国内未承認の医薬品成分を含有するドラッグで注意喚起 <沖縄県・厚労省>
沖縄県、沖縄県警察本部等は5月1日、同県内において、国内未承認の医薬品成分である「エトミデート」を含有する製品の乱用事例が確認されていると発表、これを受け厚生労働省も注意喚起した。エトミデートは、海外では鎮静剤や麻酔導入薬等として使用されている医薬品成分で、摂取すると、死亡例を含む健康被害や異常行動を引き起こす場合があり、傷害事件や交通事故等で他人を巻き込む事例も報告されているという。厚労省では購入や摂取をしないよう呼びかけるとともに、摂取している場合は直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合は速やかに医療機関を受診、併せて保健所に連絡することを求めている。沖縄県内で確認されているのは、「笑気麻酔」と称する、電子たばこで吸引できるリキッド状のものという。
◎参考サイト:報道発表資料
(公開日 : 2025年05月07日)