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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年6月8日のヘッドライン

  • 備えよ次に。新宿夜の街クラスター
    ホストらにPCR定期検査。新宿区「夜の街モデル」の整備に意欲。

  • 肥満が無くても生活習慣病があればSASの頻度上昇 <京都大学>
    京都大学の研究チームは5月19日、肥満が無くても生活習慣病があれば睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクが高まるとする研究成果を発表した。アジア最大規模の「ながはまコホート事業」において、7,713人を対象に検討したもの。非肥満で生活習慣病がある場合、ない場合に比べSAS(中等症以上)の頻度は、高血圧で2.3倍、糖尿病で1.5倍、脂質異常症で1.5倍、メタボリック症候群ありで2.2倍だった。また結果としてSASの頻度は「肥満も生活習慣病もない人<生活習慣病だけある人<肥満だけある人<肥満も生活習慣病もある人」の順になったという。
    ◎参考サイト:プレスリリース 
    ◎参考サイト:生活習慣病に睡眠時無呼吸症候群がひそむことを解明 ※PDF

  • ヒトES細胞由来の肝細胞の新生児への移植に成功 世界初 <国立成育医療研究センター>
    国立成育医療研究センターは5月18日、ヒトES細胞由来の肝細胞(HAES)の新生児への移植に世界で初めて成功したと発表した。アンモニアを分解できない尿素サイクル異常症が判明した生後6日目の新生児にHAESを注射、5カ月後の肝移植までの間、血中アンモニア濃度の上昇を抑えることができたという。今回、安定的に作製できるHAES移植の安全性・有効性が確認され、肝移植が可能となる生後3~5カ月(体重約6kg)までの「橋渡しの治療」が成功したことで、同センターでは「今後は肝移植までたどりつけなかった小さな命をより安全に肝移植までつなげられることが期待される」としている。
    ◎参考サイト:報道発表資料 ※PDF

(公開日 : 2020年06月08日)