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メディカルICTリーダー養成講座【初級】フォローアップ
≪サイバー用語紹介≫
ICT関連文書等を読み解くために必要な各種用語を解説します。
2020年7月の用語紹介
- トラフィック
ネットワークを流れるデータの流れのこと。 本来は「往来」や「交通」という意味を持ちます。 通常、ネットワークの混雑具合を説明する際に、「トラフィックが増加する」、「トラフィックが大きい」などの言い方をします。ネットワークのトラフィックが増加すると、ホームページがなかなか表示されなかったり、電子メールの受信に時間がかかったりするようになります。 なお、通信の分野では、通常トラヒックと言います。
◎インデックス:と - ヘッダ
データの先頭にあるデータ自体の内容を表す情報。または、印刷した用紙の上部に固定で印字するタイトルなどの文字。 たとえば、電子メールには、本文の前にヘッダの情報があります。電子メールのヘッダには、送信者、送信先、送信日時などの情報が書き込まれています。なりすましやスパムメールの被害にあった場合に、電子メールの送信者を突き止めるための情報として利用できます。
◎インデックス:へ - キャッシュ
データを一時的にメモリやディスク上の領域に格納して、次回のWebサイトへのアクセスの際にサーバにアクセスすることなく表示できる複製されたデータのこと。
サーバへのアクセスを軽減するとともに、表示の高速化が可能となります。
◎インデックス:き - クライアント
ネットワーク上で情報やサービスを利用するコンピュータのこと。 通常は、一般利用者が使用するコンピュータがクライアントになります。 なお、クライアントが要求した情報やサービスを提供するコンピュータは、サーバと呼ばれています。
◎インデックス:く - サンドボックス
サンドボックスとは「砂場」を意味し、アプリケーションを保護された領域で動作させることによって、システムが不正に操作されるのを防ぐセキュリティモデルのこと。
◎インデックス:さ - ファームウェア
ハードウェアの基本的な制御のために、コンピュータなど機器に組み込まれたソフトウェアのこと。コンピュータなどの機器に固定的に搭載され、あまり変更が加えられないことから、ハードウェアとソフトウェアの中間的な存在としてファームウェアと呼ばれています。コンピュータや周辺機器、家電製品等に搭載されており、内蔵された記憶装置やメモリなどに記憶されます。パソコンのBIOSもファームウェアの一種です。機能の追加や不具合修正のため、後から変更できるようになっているものが多くなっています。
◎インデックス:ふ
出典:国民のための情報セキュリティサイト
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/glossary/01.html
(公開日 : 2020年07月01日)