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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年7月22日のヘッドライン

  • 備えよ次に。コロナ治療薬 テキサメタゾン保険請求追加
    レムデシビルに次いで2薬品目。
    厚労省、コロナ感染症診療の手引きで明示。

  • 野菜摂取で体重減少 <国立がん研究センター>
    国立がん研究センターは、1日の野菜摂取量が増えると体重が減少する一方で、果物摂取量が増えると体重が増えやすくなるとする研究成果をとりまとめた。多目的コホート研究JPHCの一環として40~69歳の男女、約5万4,000人を対象に行ったアンケート調査で明らかになったもの。それによると、研究開始から5年後、1日あたりの野菜摂取量が100g増加するごとに体重は25g減少した。特に減少効果が大きかったのはネギ類野菜と黄・赤色野菜で、減少幅はそれぞれ129g、74gだった。逆に果物では摂取量が100g増加するごとに体重は70g増加した。その原因として同センターは、摂取方法の違いを指摘。食事と一緒に食べる野菜の摂取量が多いと、ご飯やおかずなどの量が減り全体のエネルギー総量が減る一方、果物は主に間食に摂取するため摂取エネルギー総量を増やしてしまうとした。
    ◎参考サイト:プレスリリース 

  • アトピー性皮膚炎のかゆみを抑える治療薬 治験で効果 <京都大学、マルホ株式会社>
    7月9日、京都大学大学院医学研究科 椛島健治教授らのグループは、アトピー性皮膚炎のかゆみを引き起こすと考えられている「インターロイキン31(IL31)」を標的とした抗体製剤「ネモリズマブ」の効果を、国内の治験で確認したことをニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。
    研究では、症状の重い国内の13歳以上の男女215人を、ネモリズマブを注射する群とプラセボ群に分け、投与16週間後の有効性と安全性を評価。その結果、ネモリズマブ投与群では投与翌日からかゆみの改善がみられ、16週間後にはかゆみの程度が平均42.8%改善。皮膚所見などから評価するアトピー性皮膚炎の重症度も平均45.9%改善した。
    椛島教授は「アトピー性皮膚炎の患者さんはQOLの低下に苦しんでいる。本剤が患者さんと家族の苦しみやアトピー性皮膚炎がもたらす社会的損失の軽減につながる可能性がある」としている。
    ◎参考サイト:京都大学 研究成果

(公開日 : 2020年07月22日)